成犬を引き取る際の注意点。犬たちが仲良く共同生活を送るための3つの方法

飼い主を失った犬を引き取ったことがある方や自分の仕事中、気心の知れた人に飼い犬を預けたいとお思いの方もいるのではないでしょうか。子犬であれ成犬であれ、引き取った犬たちが仲良く共同生活を送るためにはそれなりの備えをしておくことが大切です。

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まず始めに、新しい犬がやってくる時は当日にお互いの犬が不安がらないよう、前日などにあらかじめ顔合わせを済ませましょう。この時、彼らを同じ小屋に押し込めたりせず、どちらにも中立の立場で快適な住まいを与えてあげてください。顔合わせの際は犬をひもでつないでおき、それぞれの飼い主が見張りましょう。こうしておけば犬たちが喧嘩を始めそうになった時、簡単に引き離すことが出来ます。どちらかの犬がうなったり相手に襲い掛かりそうになった時にはすぐに引き離し、おもちゃなどで気をそらしてから改めて面会させましょう。

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1.叱らないでください

よその犬を引き取ったときは、犬を叱らないでください。大切なのは出来るだけ楽しい経験をさせてあげることです。お互いの犬にとって、この楽しい経験がそのまま相手の思い出になるのです。叱られた思い出よりも、公園で遊ばせたりごちそうを食べさせたりといった楽しい思い出を作ることで犬同士の相手に対する印象もより好ましいものになります。もちろん、楽しい思い出作りのためにも予防注射は必ず予定通りに受けさせてください。

2.成犬と子犬がいる時

もしあなたが成犬を飼っていて新しく子犬を引き取ることになった場合、成犬の方は「自分の縄張りが荒らされている」と感じて子犬を警戒するかもしれません。こんな時、成犬を落ち着かせるには子犬が寝付いてから2匹を引き合わせるのが良いでしょう。成犬の首輪のリードをしっかり握って、子犬のにおいを嗅ぎ回らせます。また、子犬と一緒に住み始めて数週間の内は、成犬に一匹だけで過ごす静かな時間を持たせるように心がけてください。

3.子犬が二匹いる時

新しく子犬を引き取って子犬が二匹になった時は、どちらとも同じだけの時間を過ごしてあげることが重要になります。子犬たちは人間の幼児と同じで、放っておくと食べ物やおもちゃを取り合って喧嘩をすることがあります。一緒に散歩させるときは必ずつないで目を離さないようにしておき、自分がそばを離れるときは2匹を引き離しましょう。こうしておけばおもちゃを取り合ったり喧嘩することもなくなります。同じように、食事の場所も別々にすればえさをめぐっての喧嘩も未然に防ぐことができます。

以上の事に気を配れば、お互いの犬が快適な暮らしと生涯の友を得られるでしょう。

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