捜索救助犬の特別な能力

毎週、高度に訓練された捜索救助犬(SAR犬)が行方不明者を見つけたというニュースがあるように感じます。また地震や他の災害が起こった際には、この驚くべきプロフェッショナル犬は当然のごとく毎回見出しに掲載されます。レスキュー隊は、荒野で行方不明の登山者、狩猟者、子供たちを探すのに救助犬の賢さと卓越したスキルに頼ります。自宅や病院からさまよい出たアルツハイマーの患者を探したり、殺害され隠された人体を発見したりします。

Portland Book Hounds: February 2011

◎どうして犬は捜索者として役に立つのでしょうか?

人間は鼻に約500万のにおいを感じる細胞があるのに対し、犬は最大で2億2千万の細胞があります。実際、捜索犬は地面やにおいというよりも空気をたどるよう訓練されています。風により、捜索犬は1マイル離れた敵を感じることができます。鋭い聴覚に加え、犬は自分の周りの世界を大変注意深く見ています。また、どの犬の飼い主も証明できるように、犬は素早く、機敏で、人間よりずっと早く地面を進む能力があります。

これらの高められた能力は犬の賢さと相まって、自然な流れで犬に捜査やレスキュー活動を任せるようになりました。しかしそれだけの理由なら、全ての犬があてはまるでしょう。他の犬と捜索救助犬を分けているのは厳しい訓練です。

スポンサーリンク

◎捜索救助訓練(またそれ以上の訓練)

多くの捜索救助犬は子犬のときから訓練を始めます。1年間かそれ以上の間、この子犬たちは担当の調教師と一緒に厳しい訓練を受けます。毎日、有能な「プロフェッショナル」になるため腕を磨いています。犬たちの成果は順調に進んでいるか確かめるために常に評価されます。時には、高度に発達した能力と捜索救助犬に適した傾向を持ち合わせ、調教師及び飼い主と良好な関係を築いている年長の犬は捜索救助訓練の資格対象になります。

◎捜索救助犬はどのように働くのでしょうか?

全ての人間は常に自分の香りをまとう微小な分子を放出しています。この何百万の分子が空気を介し、風によって長い距離運ばれます。空気のにおいを嗅ぎ分ける捜索救助犬はたとえ人口密度の高い場所でも特定の捜索範囲の中で、どの人間のにおいでも嗅ぎつけるよう訓練されています。

捜索救助犬は人間には不可能な暗闇の中、深い森の中、瓦礫の山の中、水の中など人間には不可能なところや、日中または夜中のどんな時間でも、悪天候の中でも、働くことができます。

◎どういう犬が最良の捜索犬になるのでしょうか?

捜索救助犬に広く使われているのはゴールデンレトリーバー、ジャイアントシュナウザー、ブラッドハウンド、ジャーマンシェパード、ドーベルマン、ロットワイラー、雑種犬です。上記の犬は体力、賢さ、訓練性の理由から通常選ばれています。個別的には、捜索救助訓練に選ばれる犬は忠実、社会的、友好的でなければなりません。また、当然ながら信頼できなければなりません。結局、文字通りにいうと生きるか死ぬかの問題だからです。

スポンサーリンク

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です