犬の人見知りの理由。なぜ吠える?原因と対策など。

「愛犬が幸せそうに友達の犬と公園で走り回っている」犬を飼っている人ならそんなことを考えたことはありませんか?
このようなイメージを私たちが抱くのは、犬が社会的な生き物だからです。
ですが、公園で壁の花になっている犬や、その飼い主にとってこれは夢のまた夢の話です。

どうしてうちの犬はこんなに内向的なの?

失敗を犯したりいじめられたりといった、過去の経験から内気になってしまう犬はたくさんいます。
小さいころに外に出て初めての人や犬と触れ合う機会が少なかったということが大きな原因の一つとしてあります。
犬は狭いところに閉じ込められたままだと他の人や犬に触れる機会が与えられないので臆病になりがちです。

犬は社会に出たときの行動を、小さいころから育ててくれる飼い主から学びます。
それゆえに、いろいろな飼い主のところを転々とした犬は臆病になりやすいといわれています。
犬は飼い主のことを群れのリーダーだと思っていますし、新しく刺激的な状況においてリーダーが自分を安全に導いてくれると思っています。
彼らの人生においてリーダーシップなしでは、犬はいきなり親しく接してくるものと出会ったときに臆病で内気になってしまうでしょう。

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人見知りのサインとは?

内気な犬の発するサインを知るのは重要なことですから、それに応じて犬に接していくのがいいでしょう。
そして犬が自分に愛想をつかさないようにしましょう。
臆病な犬の兆候はどんどん明らかになっていくものと、繊細になっていくものがいます。
以下が人見知りのサインです。

  • 他の部屋に引っ込むもしくは部屋の角を占拠する
  • 耳を伏せる
  • 尻尾を足の間に挟む
  • 目を合わせようとしない
  • うずくまる
  • 漏らしてしまう
  • 息切れが目立つ

 

犬が外に慣れるのをどうやって手伝おう?

愛と忍耐をもって接していれば、犬の人見知りは薄れていきます。

 

最初の一か月が一番大事

社交的な性格を身に着けさせられる期間は、あなたがその犬を飼い始めた数週間のうちにしかありません。
その犬が身に着けた振る舞いは一生のものになるのです。
少しでも間違いがあればそれを直すのは大変な作業です。
加えて、あなたの新しい犬を飼い始めるときにこれを知っていれば、非常に役に立つでしょう。

 

犬がおびえているときにほめたり甘やかしたりしない

犬がおびえているときに、大丈夫だよと飼い主は声をかけて励ましたがるものですが、犬は自分が怖がっていれば飼い主がほめてくれるのだと学習してしまいます。
そのため、余計に内向的な行動が増えるでしょう。
犬が自信を持って行動したときにだけ褒めてあげましょう

 

基本の躾を振り返ろう

命令に従うことのできる犬は自信に満ちた犬です。
外に出るときは、犬にリードをつけましょう。
「おいで」「お座り」「伏せ」や他の基本的な命令の練習をします。
上手くできたらちゃんとほめてあげましょう。

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人に慣れさせる練習

犬を友達に合わせてみましょう。
友人の差し出した手に、おもちゃかおやつを置きます。
犬としゃべらず、アイコンタクトもしないようにしてもらいましょう。
もしおもちゃやおやつを犬が持ってきたらちゃんとほめてあげましょう。

 

あくび

犬があくびをしているというのは興味がないから、退屈しているからということではありません。
あくびは実際にはリラックスしているという信号なのです。
もう一度犬ではなく地面を見ている間友人にお菓子を持たせる。
かわいそうに思えるかもしれませんが、友達にあくびを繰り返してもらいましょう。
犬がリラックスしていくのがわかると思います。
そうしたらまた、犬を褒めておやつをあげましょう。

 

喉と胸だけお願いします

友人が訪ねてきたら、友人におやつを持たせて、犬にそれを取りにいかせましょう。
友人には喉元と胸をだけを触るようにお願いしましょう。
胴や腕、背中や頭を触らせるのは避けましょう。

 

楽しい遊びの時間

人間を信頼していない犬は人懐っこい犬から学ぶことがあります。
フェンスのあるところで愛犬を他の犬と自由に遊ばせましょう。
もし可能なら他の犬の飼い主とも。
くたくたになるまで遊べば、臆病さもふっとぶくらいに犬は喜びますよ。

 

新しい犬を紹介しよう

一度にたくさんの犬と合わせるのはやめましょう。
攻撃というのは他の犬に慣れていないものの一般的な反応です。
犬にもっと自信を持たせるために、あなたが知っていて信頼できる犬と一緒に居させましょう。
犬が行儀よくふるまえるようになったら、他の犬の前でその礼儀正しさを褒めてあげましょう。
何度も褒めてあげることでほかの犬とどんどん親密になります。
もちろん、お互いにつながれた犬同士であることが一番いいです。

 

躾を教えるクラスやプロの手助け

躾を教えるクラスでは、管理された環境で他の犬や人々と交流できる良い機会を提供してくれる。新しい友達ができる機会が増えれば増えるほど、犬は社交的になっていくでしょう。
もし犬がそのクラスでほかの犬と一緒にいるのを不快に思ったり、助けがないと思ってしまったら、内気な犬専門のプロのトレーナーを探してみるといいでしょう。
友達や獣医さんにおすすめのトレーナーを聞いてみてください。

 



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