猫の尿路疾患(F.L.U.T.D.)・PHコントロールの療養食について

猫ちゃんに多い尿路疾患・尿路結石、

この疾患になったら食事管理が必要になってきます。

ただ猫は嗜好性が高く 病気になった猫は特に治療食を食べてくれなくて苦労する事が殆どです。

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食べてくれなければ治療・予防にならない・・・ 。

フードジプシーになるのは確実です。

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尿路疾患ってどんな病気?

・尿道や膀胱に関する疾患を総称して、下部尿路疾患と呼びます。

・膀胱や尿道に砂や石のような物質がたまってしまうのが尿路結石症(尿結石)です。

・代表的な尿路結石にはストルバイト結石とシュウ酸カルシウム結石というものがあります。

どのような猫に発生するのか

・環境中のストレスが大きな要因と考えられており、何らかのストレスや、

気候の変化、運動不足、肥満、トイレの位置やトイレ砂の変化、食事の変化等、

様々の要因が影響しているといわれています。

・水や食事から得られる水分不足が原因で起こる事も多く、

また、消化が悪い食事を与えてしまうと便に水分を取られてしまい、

おしっこのための水分が減っておしっこが濃くなる原因となる。

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治療(管理)方法は?

・通常の膀胱炎の投薬治療(抗炎症剤等)に加えて、環境中のストレスを少なくする事が必要。

・トイレの数を増やしたり場所を変えたりして、おしっこを我慢させないように工夫する。

・猫はもともと成分が濃い尿を作るため、尿を希釈するためのウエットフードや、

飲料水を増やすよう配慮されたドライフード(療養食)を活用する。

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尿pHの正常範囲は?

・pH6.2~6.4(ストルバイトとシュウ酸カルシウムの結晶が形成されにくくなる)

療養食について

・ヒルズ社 マルチケアドライc/d s/d

・ロイヤルカナン社  pHコントロール シリーズ

・ノバルティス アニマス社 ドクターズケア・ストロバイトケア

・ユーカヌバ社 sアシストpH(旧アイムス アシスト低pH)

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猫ちゃんが度々トイレに行く(頻尿)とか、トイレ砂に少し血が混じっているとか、

おしっこをするときに痛そうに鳴くとか、下半身をしきりに舐める等をすると受診をお勧めします。

動物病院によって違いますが、初診料(再診料)・尿検査・薬代で、

比較的安い病院代金で済む場合が多いです。

ただ、再発しないように上記療養食などで尿pHが上がらないように気を付けてあげる必要があります。

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腎臓や糖尿を患っている猫ちゃんだと、食べさせてはいけない療養食もあるので、

必ず動物病院の先生に相談した方がいいと思います。

食事療法も、処方食と維持食と二種類ありますので、

尿検査でpHを確認しながら試してみるといいでしょう。

処方食が結石を溶かすタイプで、獣医さんから出されるようです。

維持食が結晶等できにくくするタイプで、ネットショップでもお安く買えるところもあります。

一番大切なのは、飼い主さんによる日々の猫ちゃんの観察ですね。

人間の膀胱炎同様に、猫ちゃんも気持ちよく排尿出来るよう気を付けてあげましょう。

 

出展 http://nekogazou.com/

http://www.royalcanin.co.jp/

 

 

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