犬の健康診断!内容、費用、検査項目はどんな感じ?頻度はどれくらいがベスト?

最近は、愛犬の健康管理のひとつとして健康診断を行う飼い主が増えてきています。また動物病院でもいろいろな健康診断のコースを設け飼い主が気軽に犬の健康診断が受けられるようになっています。その中でどのような健康診断を受けるといいのか迷ってしまいます。また気になるのは費用ですね。そこで犬の健康診断のいろいろな疑問について考えてみましょう。

健康診断の内容はどんな感じ?

基本的に犬の健康診断の最も簡単なものは「身体検査」「血液検査」「レントゲン検査」「エコー検査」を組み合わせて行われます。

この4つの検査を組み合わせことで健康診断を行うことが多いでしょう。最もシンプルな検査は、身体検査と血液検査での健康診断ですね。

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人間と違い犬の場合、MR検査やCT検査では全身麻酔をかける必要があります。そのためこれらの検査を行うリスクはかなり高いので普段の健康診断では行わないことがほとんどです。

健康診断の費用はどれくらい

それぞれの病院で価格は異なりますが、平均して基本的な検査では5000円から10000円くらいでしょう。

病院によってはいろいろなコースが設定されているところがあり飼い主が選択できるようになっています。愛犬の状況により検査内容を変えられるのはうれしいですね。

詳しく検査をする場合は2~30000円くらいになることもあります。とくにアレルギー検査や甲状腺ホルモンの検査などはオプションとなっているので価格は検査を受ける動物病院に聞いてみましょう。

検査項目は?

【身体検査】

体重のほかに触診で骨格、耳、目、皮膚の状態などを調べます。皮膚の状態によっては皮膚検査が行われることがあります。

【血液検査】

基本的には、貧血の検査、白血球の数などの検査、血小板の数の検査になります。これらの検査を完全球計算といいます。

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完全球検査に生化学検査がプラスされます。基本的な生化学検査の項目は、栄養状態、腎臓疾患の指標、肝臓・胆道疾患の指標の3つになります。ここ検査で現在の愛犬の栄養状多、腎臓疾患の有無、肝臓・胆道疾患の有無などを調べることができます。

さらに詳しく検査する場合は、生化学検査を6項目、12項目(ホルモン検査が含まれています)と増やすことができます。このほか、オプションでアレルギー検査・甲状腺ホルモン検査を受けることもできます。

【レントゲン検査】

骨格の状態や内臓の位置、状況などを調べることができます。

【エコー(超音波)検査】

腹部の肝臓、腎臓、脾臓、膀胱、前立腺などの内臓の内部を検査します。また、膀胱内の結石の有無も調べることができます。

このほか尿検査、便検査が行われます。また心臓の検査もオプションのことが多いようです。愛犬の状態によって必要な検査を選択するといいでしょう。

健康診断の頻度はどれくらい?

犬は人間よりも早く老化していきます。愛犬の健康を維持するためにも健康診断で病気の早期発見はとても大切になってきます。多くの動物病院では1年に1回の健康診断を推奨していますね。

ただ犬が健康で現在何も病気がなければ6歳くらいまでは2,3年に1回でも大丈夫でしょう。7歳をすぎた頃から6ヵ月に1回もしくは1年に1回くらいの頻度で健康診断を受けるといいでしょう。

健康診断の頻度は、愛犬の体調や病気などの状態を見て検査する時期を調節するといいでしょう。

まとめ

犬は1年に4,5歳年を摂るといわれています。そのため病気が発症すると進行がとても早く、健康診断を毎年行っていてもそのタイミングによっては発見することが遅れることもあります。健康診断をしているから安心とは思わず毎日愛犬の様子をしっかり確認することが最も大切な健康診断といえるでしょう。

また最近では、郵送での簡易検査も行うことができます。手軽にできるのでまずはこの検査から始めてみるのもいいですね。

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