猫の外散歩は必要?首輪やリードは着けるべき?注意点は?

犬は運動を好む動物なので小型犬から大型犬までその散歩の内容に違いこそあれ必ず散歩へ行きますよね。では猫はどうでしょうか?最近では時々室内飼いの猫を散歩させている姿を見ることがあります。ここでは室内飼いの猫の散歩について考えてみましょう。

猫に散歩は必要?

基本的に猫は犬のように運動が必ず必要ではない動物です。特に子猫の頃から室内で飼われている猫は外への興味が薄くまた外へ出ると固まってしまう子も多いようです。

性格的に用心深く、恐がりの猫は散歩をすることがストレスとなってしまうこともあります。猫の散歩は猫が嫌がらないということが前提になります。

スポンサーリンク

猫が外の世界への興味が強く、外へ出たがる性格であれば散歩をすることで外界の風や臭い、鳥のさえずりなどいろいろな刺激を楽しむことができるでしょう。

猫は散歩が必ず必要ではありません。ただ猫が散歩をすることが好きであれば散歩してあげるといいでしょう。

猫の散歩のときは首輪やリードを着ける?

猫は自由気ままな性格で、さらに大きな音などに驚き突然パニックを起こしてしまうことがあります。猫の脱走を防ぎ、パニックを起こしたときにも猫を守ることができるように散歩のときは必ずリードを着けましょう。

その際首輪にリードを着けているとパニックになったときや突然動いたりしたときに首からするりと抜けてしまうことがあります。猫を散歩させるときには首輪ではなくハーネス(胴輪)とリードを着けるようにしましょう。最近では猫の散歩用のグッズが販売されています。猫の体にあったハーネスを利用するといいですね。

またリードもできるだけ伸縮性のあるフレキシ伸縮性リードなど長さが調節できるものがいいでしょう。愛猫の性格や状況によってリードの長さを調節することができます。

スポンサーリンク

猫を散歩させるときに注意する点

1, 猫の3種混合ワクチンなどで予防をしましょう

外にはいろいろな病気のウイルスがあります。猫がこれらのウイルスに感染するリスクを減少させるためにも年1回のワクチン接種をおすすめします。またほかの猫に噛まれたときに感染する可能性がある猫白血病ウイルスのワクチンに関してはあらかじめ獣医師と相談しておきましょう。

また散歩でノミやダニが体につかないようにしっかりノミ・ダニ予防をしておきましょう。

2,散歩をする前にリードやハーネスになれさせましょう

元来自由気ままな性格の猫にハーネスやリードを着けて散歩させるのですから子猫の頃からリードになれさせるといいでしょう。大人になってからではリードを嫌がる猫もいるようです。

また、災害時に避難するときに猫が脱走する可能性があります。避難のときに猫がパニックになって脱走することを防ぐためにも日頃からハーネスやリードに慣れさせておくといいでしょう。

ハーネスは猫の体にあったサイズを選びましょう。最近では猫用のハーネスも販売されているので便利ですね。

3, 散歩コースを決めておきましょう

猫は大きな音などにとても敏感です。車の音やクラクションの音、自転車のベルの音など突然の大きな音に驚いてパニックを起こしてし、逃げ出してしまうかもしれませんよね。また、散歩のときに「可愛い」から触らせてという方がいるかもしれませんが、猫が嫌がる場合は丁寧に断ることも大切です。散歩のコースはできるだけ車や人の通りが少ない静かな場所を選びましょう。

散歩するときはあまり遠くへは行かないようにするといいですね。またできるだけ野良猫などの外猫と会わないようにするといいでしょう。

まとめ

猫のとっての散歩は、運動不足を解消するためではなく気分転換と考えていいでしょう。そのため猫が外へ出ることを嫌がるときは無理に散歩に連れ出すことはやめましょう。猫の散歩はあくまでも猫が楽しむことが前提です。

(Visited 238 times, 1 visits today)

スポンサーリンク

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)