こんなときは?犬のしっぽの感情表現まとめ。

犬は人間のように言葉を話しませんが体全体を使っていろいろなことを飼い主さんに伝えようとしています。とくに犬のしっぽは振り方などで犬のいろいろな感情を表現しているのです。ここでは犬のしっぽからわかる犬の気持をまとめてみましょう。

しっぽには2つの役割があります

犬のしっぽには、大きく分けて2つの役割があります。1つが犬同士や飼い主さんたちとのコミュニケーションツールとしての役割、もう1つが走ったりするときに舵の役割をするというものです。

この2つのうちコミュニケーションツールとしてしっぽは様々な犬の感情を伝えています。犬と生活する上で犬がしっぽでどのようなことを伝えているかを知ることはとても大切なことといえます。

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犬のしっぽが水平のとき

緊張はしていないがしっぽが水平のとき

遠くから近づいてくる犬やものに注意をしているけど、怖がったり威嚇などをしていないときです。「なにかなあ~」という感じ。

緊張しておりしっぽが水平のとき

複数の犬がおもちゃの取り合いなどで対立しているときによく見られます。攻撃性は強くないけれど、警戒心を失っていません。

犬のしっぽが上がっているとき

緊張したしっぽが斜め上を向いているとき

ほかの犬に対して自分の優位性を示しています。犬の自信の表れですね。

あげたしっぽを背中側に少し曲げているとき

ほかより自分が優位であることを確信しているときにみられます。物事が何でも自分の思い通りになると思っていることが多いでしょう。

高く上がったしっぽが蛇行しているとき

相手に対してすぐに攻撃できると言うことを伝えています。オオカミに外見が似ているジャーマンシェパードなどによく見られるようです。

犬のしっぽが垂れているとき

しっぽが後ろ足のところまで垂れて、ゆっくり振っているとき

病気やケガをしているときや、犬の精神的な不安定さを表しています。

腰を落とし後ろ足の間あたりにしっぽが垂れているとき

知らない人や知らない犬に近づくとき、環境が新しく変わったとき、家族が出かけるときなどにみられます。犬の不安な気持ちを表しています。

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しっぽが後足の間に入っているとき

怖くて仕方がないときにみられます。犬同士のときは相手に対し負けたことを表現しています。

しっぽの振り方でわかる犬の気持

しっぽを素早く振るとき

とても興奮してうれしいときにみられます。

しっぽを狭い幅で少し振るとき

遊び相手や親しい犬に会ったときよく見られます。また初めてあった犬のときもみられますね。これは、「こんにちは。初めまして。」など挨拶的な要素が強いと言われています。

しっぽを大きく振るとき

犬同士で遊んでいるときにしっぽを大きく振るのは、「遊びだから本気にならないで」と相手に伝えています。喧嘩を避けたいときにみられます。

腰と一緒にしっぽを振るとき

自分より上位のものに対してみられます。相手に対する信頼とともに最高の喜びを表しています。

またもうどこへも行かないで、大切にしてなどの犬の甘えた気持も絡み合っているようです。

腰を落としてしっぽは水平よりしたで床を掃くように大きく振るとき

自分より上位のものに最大の愛情と敬意を表現しています。飼い主さんの顔をなめることもあります。飼い主さん大好き!ということでしょう。

しっぽを水平にゆっくり大きく振るとき

相手に対する自分の位置がわからず不安な気持ちが表れています。自分の位置が決まるとしっぽが高くなったり低くなったりします。

この場合、知らない相手と会ったときにしっぽを振っているので「喜んでいる」とは一概に言えないようです。飼い主さんは犬の様子に注意する必要があります。

斜め下でしっぽをゆっくり左右に振っているとき

犬がとてもリラックスしているときにみられます。安心しているのですね。

まとめ

いかがですか?犬は本当にしっぽで多くのことを伝えていますよね。飼い主さんは少しでも犬の気持がわかることが出来るように注意深くしっぽの動きを観察することが必要ですね。

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