鵜匠になるには?仕事内容と年収はどんな感じか調べました。

たくさんの鵜を1人の鵜匠が、巧みに操り漁をする鵜飼いは日本の伝統文化のひとつですね。この鵜飼いは、全国の13ヶ所で行われ多くの観光客を魅了しています。ではたくみに鵜を操る鵜匠にはどうすればなることができるのでしょうか?また鵜匠の仕事内容と年収はどれくらいかを考えてみましょう。

鵜匠になるにはどうするの?

鵜飼いは全国13ヶ所で行われています。鵜を巧みに操る鵜匠は基本的に世襲制なのでなかなか他の人が鵜匠になることは難しいといえるでしょう。鵜を思い通りに操るためには、子どもの頃から鵜に慣れ親しんでおくことが大切だとも言われています。

とくに岐阜県長良川で行われる鵜飼いは、観光客に鵜飼いを楽しんでもらうことのほかに御料鵜飼が行われています。御料鵜飼は年8回行われ、天皇や皇族などの皇室の方々などに献上される鮎などの高級魚を捕っています。また各国の在日大使へも捕った魚は振る舞われるようです。

そのため長良川の鵜匠は「宮内庁式部職鵜匠」として宮内庁職員となっています。要するに国家公務員ですね。現在、長良川での鵜匠は9名ですべて男性です。また長良川の鵜匠は代々世襲制となっています。

このほかの地域の鵜匠も元来世襲制でしたが、最近では鵜匠になる若者の数が減少傾向にあるために地域によっては世襲制ではないところがあります。鵜匠に弟子入りをして基本その技術を習得することができます。

また女性は鵜匠になれないという暗黙の了解のようなものがあったようですが、現在では女性も鵜匠になれるようです。実際、女性の鵜匠が1人活躍しています。

鵜匠の仕事内容は?

長良川の鵜飼いは毎年5月11日から10月15日の間のみ行われます。そのほかの地域は、それぞれの地域で鵜飼いを見ることができる期間が異なります。直接問い合わせるといいですね。

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鵜はウミウを使用し、毎年鵜飼いの季節が終了すると放鳥します。そのため毎年鵜を捕獲し、鵜飼いを行います。鵜飼いは、基本的には鵜を使って魚をとる漁法のひとつです。約1300年前から続く伝統的な漁で、船上で炊いた松明に集まった鮎を鵜匠は、鵜を巧みに操って捕まえるというものです。鵜をうまく操るためにはとても熟練した技術が必要となる専門職ですね。

ただ現在は鵜飼いによる漁で生計を立てると言うよりは、観光客に鵜飼いを見せることが主な仕事となっています。

日本では鳥獣保護法などで野鳥を飼育することが禁止されていますが、鵜飼いは日本古来の伝統文化であるため一定期間、鵜を飼育することが認められています。

鵜匠の年収はどれくらい?

鵜飼いが出来る期間が決まっているため鵜匠の仕事だけで生計を立てることはかなり困難と言えるでしょう。

全国の鵜匠の平均給与は、18万円程度と言われています。そのため鵜飼いが行われない季節にはほかの仕事をしている鵜匠もいます。

国家公務員として鵜匠をしている場合でも国からの給与は月8000円程度です。ただこのほかに鵜匠は岐阜市では1人約2900万円を船頭の雇用のための報償費として受け取っているようです。また本来、公務員は副業を持つことを禁じられていますが、鵜匠の場合は特別に鵜飼いの季節以外での副業が認められています。

地域によっては公務員として鵜匠を雇用しているところがあります。普段は行政職として働き、鵜飼いの季節になると観光のために鵜匠として鵜飼いを行っています。この場合は、行政職の公務員として給料がもらえます。

まとめ

鵜匠という仕事はとても専門的な仕事で全国的にもあまりその数は多くはありません。鵜匠になるためには「世襲」という大きな壁があります。最近では地域によっては世襲以外に弟子として働き鵜匠になることが出来るようになってきています。後世までこの伝統的な漁を継承することが出来るように少しでも多くの人がこの仕事に興味を持ってくれるといいですね。

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