フクロウをペットとして飼える?購入価格や餌代、性格を踏まえた注意点は?

フクロウをペットとして飼ってみたいと思ったことはありませんか?猛禽類として知られるフクロウは少し獰猛なイメージがあります。このフクロウを飼いたいと考えている方のために購入価格や餌代、フクロウの性格を踏まえた注意点について詳しく解説します。

フクロウはペットとして飼うことができる!

フクロウはペットとして飼うことができる

フクロウはペットとして個人で飼うことができます。ただしワシントン条約や鳥獣保護法などで野生のフクロウの捕獲などが規制されています。ペットの場合、国内もしくは海外で繁殖された個体を飼育することになります。

インプリント個体がおすすめ

インプリント個体とは人間が人工的に孵化させ繁殖した個体のことです。鳥は一般的にふ化したときに初めて見た動くもの(大きいもの)について行く習性があるといわれています。

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フクロウも必ずしも同じとはいえませんが、インプリント個体はふ化後最初に見るものが人間となるため人間に対する警戒感が薄れているといえます。そのため比較的人間に慣れやすいでしょう。

フクロウの値段はどれくらい?

フクロウにはたいへん多くの種類があります。そのため種類によって値段にばらつきがあります。一般的に小型のフクロウは10万円代から購入することが出来ます。大型のフクロウは20万円から40万円くらいと考えておくといいですね。

フクロウを購入するときは個体や種類によって価格や性格が異なります。ペットショップなどで事前にフクロウの性格を見極めることも大切です。

フクロウの餌代はどれくらい?

フクロウは普通の小鳥とは違い猛禽類なので餌はマウス、ひよこ、ミルワームなどになります。フクロウの大きさにもよりますが餌代は平均して毎月1万円はかかると考えておくといいでしょう。

フクロウの性格を踏まえた注意点は

フクロウに合わせた生活をする

フクロウは犬や猫の様に飼い主さんに合わせることはありません。フクロウと一緒に生活していく上で大切なのは飼い主さんがフクロウに合わせるということです。

フクロウをしつけることはまず不可能です。トイレなどはとくに犬や猫の様に覚えることはありませんよ。餌の時間や遊ばせる時間は飼い主さんが決めてくださいね。

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フクロウは夜行性ですが、食事の時間は昼間でも大丈夫です。

室内飼いか室外飼いかによって決まるフクロウの種類

フクロウの中には室内飼いが向かない種類があります。たとえばハリーポッターで人気になったシロフクロウは室内での飼育には向かないといわれています。小型のミミズクなどは室内での飼育がおすすめです。

まずはフクロウをどこで飼育するのかを考える事が大切です。また室内でもケージで飼育するのか室内を自由に動き回れるようにするのかによってもフクロウの種類が違ってきます。

フクロウを購入する前にあらかじめ購入したいフクロウの性格が自分の考える飼育環境に合っているのかを確認する必要があります。

逃げる危険性を考えておく

室内で放し飼いにするにしろ遊ばせるにしろフクロウが逃げる可能性があることを考えておきましょう。フクロウは見かけよりも細身なので小さな隙間も通ることができます。ネットなどで室内から逃げ出さないように工夫しましょう。

また室内に放すときは糞などをすることを覚悟しましょうね。

爪やくちばしの手入れが必要

野生では自然に爪やくちばしが摩耗されますが、飼育下では爪やくちばしが伸びてしまいます。定期的に爪切りなどのお手入れが必要になります。

まとめ

フクロウはまだペットとして飼われるようになって日が浅い生き物です。またフクロウの寿命は10年から15年、種類によって20年30年ととても長生きです。最期まで一緒に過ごすことができるように飼い主さんはフクロウに関するやいろいろな知識を取り入れるよう努力することが大切ですね。

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