シニア犬の手術を決める前に考える3つの視点。

愛犬を手術するかどうか決めることは難しいものです。特にシニア犬の場合は。高齢になるほど、手術は体に大きな影響を与えます。また、回復に時間がかかるようになるでしょう。しかし、比較的健康なシニア犬で、命に関わるような病気でなければ、手術は最善の選択肢かもしれません。手術がシニア犬のライフスタイルにプラスの影響を及ぼすことができる一般的な症状をご紹介します。

1.病名別の注意点

関節置換

関節置換手術を受ければ、子犬の頃のようにフリスビーを追いかけられるようになるかは保証の限りではありませんが、形成異常や股関節の関節炎による痛みを取り除くことはできるでしょう。遊びたがりで、好奇心の旺盛なシニア犬なら、生活の質にはっきりとした違いが認められるかもしれません。
人工股関節全置換術(THR)は、人への手術と同じようなものです。損傷した関節を人工のものに換えることで、痛みはほとんどなくなります。手術は高額ですが、非常に効果的です。

白内障

白内障摘出は、難しい手術です。まず、愛犬は検査を受け、手術ができるかどうかを確かめなければなりません。白内障摘出術は、水晶体嚢外摘出術と水晶体超音波吸引の2つが、獣医学で主に使われる技術です。後者では、水晶体を液化するため超音波振動を利用します。水晶体が液化されたら、小さく切開して眼から摘出します。このタイプでは、術後治療が肝心です。

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瘤と腫瘍

腫瘍が小さくて届きそうなら、大体において手術が勧められます。まだ小さい間に摘出すれば、腫瘍を残らず除去しやすいのです。大きくなるほど手術の範囲は広がり、リスクも大きくなります。

2.麻酔の危険性

多くの獣医は、高齢の動物ほど麻酔による合併症のリスクが増えると考えています。高齢のペットは、心臓の弁機能不全、腎障害または肝障害といった他の問題を抱えやすくなります。それにより、麻酔の危険性も大きくなるのです。しかし、年をとることは病気ではありません。従って、ペットが健康で、心不全といった重い病気を抱えていなければ、全身麻酔が勧められ、手術を行えます。

3.術後の疼痛管理

愛犬に手術を受けさせると決めたら、どのような治療がその後必要になるか、獣医がどれくらいサポートしてくれるかを事前に獣医と話し合いましょう。自宅でどの程度の術後ケアが必要になるかも知っておかなければなりません。これらは重要な考慮点であり、愛犬に手術を受けさせるという決定をする際に要素となるでしょう。

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