愛犬がストレスでまいっていますか?その対処法。

あなたの愛犬のことを人間のように思うのは簡単なことです。つまり、嬉しい・楽しいという感情から、悲しんだり落ち込んだりといった感情すべてを見せているように思えるからです。そして、人間のように、あなたの愛犬だってストレスでまいってしまうこともあるのです。愛犬の「ストレスシグナル」を知ることで、不安そうにしている愛犬をご自分や家族を落ち着かせるのに役立つことがあります。

ストレスシグナル

ストレスシグナルは、軽度のものから重度のものまであります。軽度のストレスシグナルに気づいて対処すれば、重度のシグナルは一度も目にすることはないでしょう。ストレスの軽度のサインは、口を閉じるというような微妙なサインでもあり得ます。例えば、隣に座っている愛犬が口を開け完全にリラックスしている状態だとします。突然、愛犬が一度も会ったことがない人があなたに近づいてきます。その人物が愛犬の近くにいると、愛犬は口を閉じてしまう、というような場合です。もし、あなたがこのサインに気づけば、あなたの愛犬はあながち寛いでいるわけではないことがわかるでしょう。他の軽度のストレスシグナルとしては、愛犬がそっぽを向いたり、尻尾や耳を下げたり、さっと後ずさりをしたりすることです。

状況によってストレスを感じている犬(例えば、動物病院などにいる時)は、暑くないのにハアハアと息が荒くなることがあります。こういう場合、異常に毛が抜けたり、肉球に汗をかいたりするかもしれません。

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ほとんどの犬は、「通常」の軽度のストレスサインであるような、こういった低レベル以上のサインは一度も見せないでしょう。怯えた犬や、一時的に極度なストレスを感じている犬は、甲高い鳴き声をあげたり、排尿したり、隠れようとしたりするかもしれません。犬がストレスを克服するのを助けようとしてあなたができることはたくさんありますが、重度のストレスの場合は、自分で何とかできないかもしれません。

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軽度ストレスについてできること

ストレスを感じているあなたの愛犬を落ち着かせるには、いくつかの方法があります。例えば、前述の例のように、知らない誰かがあなたの愛犬に近づいてくる場合では、その見知らぬ人の紹介として、あなたがポケットからおやつを取り出し、その見知らぬ人からあなたの愛犬に食べさせてもらうことができるかもしれません。もしくは、あなたが立ち上がって温かく友人に挨拶することで、心配はいらないということをあなたの愛犬に合図できるでしょう。3番目の方法として、あなたの友人があなたの愛犬に近づいていくよりもむしろ、あなたの愛犬が友人のほうに来ることができるようあなたが友人に聞いてみることもできます。

もし、早期のストレスシグナルを見逃してしまって、見知らぬ人が近づき続けてきたらどうしますか?あなたの愛犬は、耳をずっと下げたままで、尻尾をより低く下げて、離れようとするかもしれません。または、その場で動かなくなり、頭を下げるかもしれません。そして、愛犬が眉や口にしわをよせているのに気付くかもしれません。こういった表情は、緊張からです。

この段階で、あなたの愛犬と近づいてくる人物とのあいだに少し距離を開けると良いかもしれません。単に数歩離れるだけで、あなたの愛犬はリラックスできるでしょう。そして、うまくおやつを使うことや、あなたが落ち着いた態度でいることで、愛犬を落ち着かせることができます。他の方法としては、愛犬の不安を取り去る手助けとして食べ物をご褒美に使い、愛犬をあなたに注目させ、「おすわり」や「おいで」を数回練習することです。

どんな犬でも、時々は緊張するものです。ストレスシグナルに気づいて、そのストレスを和らげるよう対処することで、あなたは愛犬を自信に満ち溢れて落ち着いた犬に成長させることができるのです。

ストレスと老犬

犬は年齢を重ねるにつれて、ストレスへの対処能力が落ちていきます。視力や聴力の喪失によって、年を取った身体は状況の変化に素早く簡単に反応することができないため、老犬はより不安に駆られるようになります。日々の習慣を続けることや、ストレス要因をできるだけ取り除いてあげることで、あなたの老犬を手助けすることができます。夏には涼しく、冬には温かくしてあげることで、常にあなたの愛犬が穏やかに過ごせるようにしてあげることです。日中には十分なトイレ休憩や、散歩を楽しめるようにしてあげてください。そして、いつもたっぷりの愛情を注いであげてください。

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