ネザーランドドワーフは、とても小さく人気のうさぎです。ここではこのネザーランドドワーフの飼い方について紹介しましょう。特に餌やケージの選び方などを詳しく解説します。さらにネザーランドドワーフは小さいうさぎですが、散歩をした方がいいのかを考えてみましょう。
ネザーランドドワーフのケージの選び方
ペットのうさぎや小動物用のケージがペットショップなどで販売されています。この中からネザーランドドワーフの成長したときの体の大きさを考えてケージを選びます。
ペットとして飼育されるうさぎの祖先はヨーロッパアナウサギなので狭くて暗い場所を好みます。落ち着ける場所をケージの中に作ってあげましょう。
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またネザーランドドワーフに限らずウサギは、縄張り意識がとても強い動物です。あまりケージが広すぎても縄張りを守ろうとするためかえってストレスになってしまいます。体の大きさにあったケージ選びが大切です。
ケージを選ぶときに注意したいポイントを紹介しましょう。
ケージの中には、トイレ、牧草、ペレットフードを入れるえさ箱、給水器を入れます。このほかネザーランドドワーフは暑さ寒さに大変弱いので夏場は冷たいアルミ板、冬場はペット用ヒーターかウサギ用のベッドを入れます。また床にはウサギが足を痛めないようにすのこを敷きましょう。
ネザーランドドワーフに最適なケージの大きさは、このような飼育道具をすべてケージの中に入れてネザーランドドワーフが大の字になって寝むれるくらいのスペースがあれば十分でしょう。
縄張り意識が強いので複数のウサギを飼う場合は、1頭につき1ケージにしましょう。複数同じケージににれると大きくなったときに縄張り争いでケガをするかもしれませんよ。
ケージは室温が16℃から25℃くらいの部屋に置くようにしましょう。夏や冬はエアコンで室温を調節します。ただ、エアコンの風がケージ内のネザーランドドワーフに直接当たらないようにしましょうね。
ネザーランドドワーフの餌は何を与えると良いの?
ネザーランドドワーフの餌は、基本的には牧草を与えます。ペレットフードだけでは、栄養価がとても高すぎるので肥満になる傾向にあります。そのため、牧草を7割、ペレットフードを3割で与えましょう。
牧草がネザーランドドワーフに最適な理由のひとつにネザーランドドワーフの牧草の食べ方があります。ネザーランドドワーフは、牧草をすりつぶしながら食べます。そうすることで前歯が伸びすぎることを防ぎ長さを調節しているのです。
ネザーランドドワーフに最適な牧草には2種類あります。ひとつはアルファルファです。豆科の牧草で栄養価がとても高い牧草です。この牧草は成長期に与え、とくに子ウサギや活動的な若いうさぎの餌に適しています。もう一つは、イネ科のチモシーという牧草です。この牧草は、繊維質が多く含まれており、カルシウムの含有量が少ないため尿石症などの病気になりにくいという特徴があります。そのため高齢のウサギに与えると良いですね。
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このようにネザーランドドワーフには、その成長段階に合わせた牧草を与えるようにしましょう。主食はあくまでも牧草ですが、ペレットフードは栄養価が高いので補助的な餌として与えましょうね。ペレットフードを選ぶときは、カルシウムの含有量ができるだけ少ないものにしましょう。
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ネザーランドドワーフに散歩は必要なの?
基本的には、時々家の中でケージから出してあげると良いですね。一緒に遊んであげるととても喜びます。
ケージから出すときは、かじられては困る物などは片付けておくようにしましょう。お外の散歩ですが、春や秋の気候のよい時期に公園などへ連れ出すのも良いでしょう。良い気分転換になります。
ただネザーランドドワーフは、とても小さいので草むらに入ってしまうとわからなくなることがあります。お散歩をするときは、リードとハーネスをつけるようにしましょう。
まとめ
ネザーランドドワーフは、適切な飼育をすればとても長生きできます。いつでも新鮮な牧草を用意し、健康管理に注意してあげましょう。
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