ハムスターがフリーズしてしまう原因。長いときはストレス?対処法は?

起きているときはいつも活発に動き回っているハムスターですが、今まで動き回っていたハムスターが突然動かなくなってしまうという経験をした飼い主さんは多いでしょう。このハムスターが動かなくなってしまいフリーズしてしまう原因とその対処法、フリーズする時間が長いときについて詳しく解説します。

ハムスターが動かなくなるフリーズとは?

今まで元気に車を回して遊んでいたハムスターが突然動かなくなってしまうことがあります。多くは二本足で立ったままかしっかりと足を地につけているまま、片足をあげた状態で一点を見つめて固まっています。この状態をハムスターが「フリーズ」するといいます。

でもよく観察すると鼻がひくひくと動いていたり耳がわずかに動いています。ハムスターがフリーズしても鼻や耳を動かしているのは周りの状況を理解しようとしているからです。ハムスターは臭覚や聴覚がとても発達しているのでこれらをわずかに動かすことで情報収集をしています。

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野生ではほかの肉食の動物に補食されるハムスターです。フリーズすることで周囲の環境に溶け込み襲われないようにしているのです。

飼育下でフリーズした場合通常は短時間で元のように動き回るようになります。

ハムスターがフリーズする原因は強いストレス

ハムスターがフリーズする最も大きな原因は強いストレスです。そのストレスは恐怖と驚きによって引き起こされることがわかっています。

大きな音に驚く

突然の聞き慣れない大きな音に驚いてしまうことがあります。ハムスターはとても警戒心が強く臆病な性格の動物です。ハムスターにとって大きな音はストレスとなります。

夜中に急に電気をつけるなど予想外のことが起きるとき

ハムスターは夜行性の動物です。夜活動していますが本来真っ暗なはずなのに電気をつけると急に明るくなってしまいますよね。この予想外の出来事はハムスターにとって恐怖となってしまいます。

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強い臭いもストレスになる

部屋の中に強い臭いがあることもハムスターにとっては大きなストレスとなります。キッチンなど強い臭いがする場所にはハムスターのケージを置かないようにしましょう。

フリーズの時間が長いときは注意が必要

ハムスターがフリーズするということはよくあることです。ほとんどの場合数分で元に戻ります。

フリーズの時間が長い場合は「擬似冬眠」や病気の可能性があります。とくに擬似冬眠は急激な気温の低下によって冬眠と同じような状態になっています。擬似冬眠から目が覚めないこともあるのでフリーズしている時間が長く擬似冬眠の恐れがあるときはすぐに動物病院へ連れて行きましょう。とくに寒暖差の激しい季節は擬似冬眠になる可能性が高くなるので注意が必要です。

フリーズしたときの対処法

ソッと様子を見ることが大切

ハムスターがフリーズする原因は「恐怖や驚き」です。ハムスターがフリーズすると飼い主さんは驚いてしまい抱き上げたり起こそうとしたくなりますよね。また可愛いからと写真を撮りたくもなるかもしれません。

ハムスターは恐怖と驚きというストレスでフリーズしているのです。飼い主さんが慌ててしまったり騒いだりすることでハムスターはさらにストレスを感じてしまうかもしれません。飼い主さんは慌てずしばらくソッと様子を見ることが大切です。

ペットのハムスターのストレスの原因の多くは飼い主さんの行動

野生という外敵の多い環境と違い外敵から襲われるリスクの少ないペットのハムスターの場合、飼い主さんの行動にハムスターがフリーズする原因があることがほとんどです。飼い主さんはハムスターのケージがある部屋では大きな音や強い臭いなどのストレス要因を取り除く必要があります。

まとめ

ハムスターはとても臆病で警戒心の強い動物です。飼い主さんはハムスターがストレスを感じない安心して過ごせる環境を作ってあげましょう

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