ロバは昔話などによく出てくる動物としてよく知られていますよね。しかしよく知っているようで実際はあまり生態などが知られていない動物もいえます。このロバをペットとして飼うことはできるのでしょうか?また性格や寿命、値段や飼い方の注意点などについて詳しく解説します。
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ロバはペットとして飼うことができる?
ロバをペットとして飼育することはできます。ただロバが十分運動できる広さの土地が必要になります。またロバの鳴き声は思いのほか大きいので鳴き声による騒音や糞尿の臭い対策が大切になります。さらに逃走を防ぐため飼育施設を囲む柵が必要になります。ロバを飼うためにはしっかりした準備を行う必要があります。
ロバの性格
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ロバはじつは賢い
ロバというとどうしても愚か者というイメージがありますよね。でも実際は、ロバはとても賢い動物といわれています。
ロバは相手を見て態度をかえることができる動物です。そのため信頼できる人の命令は聞くが、嫌な相手は無視するという行動をします。また気が向かなければとことん動かないことも。賢いがゆえに少々扱いにくいかもしれませんね。
穏やかだが神経質な面もある
とても穏やかな性格をしています。ただ神経質な面もあるのでストレスがかからないように飼育しましょう。
犬のような性格といわれる
ロバは犬のような性格をしているともいわれています。よく世話をしてくれる人にはとても良く懐き忠実なロバになります。
反対に飼い主さんが冷たく扱ってしまう、甘やかしすぎると反抗的でひねくれたわがままな扱いにくい性格になってしまいます。
ロバの寿命
ロバはとても長生きする動物です。野生下でも25年、飼育下では30年から50年は生きるといわれています。ロバを飼育するときは飼い主さんより長生きするかもしれないので周囲の方の同意も必要ですね。
ロバはよく知られている動物ですが、日本での飼育頭数はとても少ないです。そのためロバを飼育する場合、病気になったとき診察してくれる獣医師が近くにいるかを確認することが大切ですね。ただロバは粗食にも耐えることができるほど丈夫な動物といわれています。
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ロバの値段
日本での飼育頭数がとても少ないので手に入れることはかなり難しいようです。ただ通販でロバを販売しているところがあります。
価格は個体によりますが、35万円から100万円です。
通販されているロバは、群馬県の専用牧場で飼育しています。 担当:松谷まで。電話027-393-4887 に直接確認するといいでしょう。
ロバの飼い方の注意点など
運動できる広さが必要
犬のように散歩をさせる必要がありませんが、ロバが十分運動できるだけの広さが必要になります。
飼育場のなかには雨や寒さをしのぐことができるように小屋などを設置しましょう。放牧しておくことが理想です。飼育場の周りは脱走しないように柵で囲います。無理な場合は、ドッグアンカーなどで少し長めにつないでおくといいでしょう。つないでおく場合は、散歩が必要になります。
愛情をもって接する
ロバはとても知能が高く、飼い主さんが愛情をもって接しているかを見抜くことができます。素直で忠実なロバに育てるためには、飼い主さんはたっぷりの愛情をロバに注いであげましょう。
ロバの餌
ロバは草食なので主食は草です。乾燥牧草なども食べます。朝夕の2回、餌を与えます。とても甘いものが好きなロバが多いので、おやつはときどき与える程度がいいでしょう。
お手入れ
毎日ブラッシングしてあげるととても喜ぶのでロバとコミュニケーションをとることができます。爪が伸びすぎないように定期的に獣医さんに処置してもらう必要がありますよ。
糞尿の世話
草食動物なので兎の糞を大きくしたような糞をします。尿は土にすることが多く匂いが気になることも。消臭剤などが必要になります。毎日小屋などはきれいに掃除をしてあげましょう。
まとめ
ロバを個人でペットとして飼育するには手に入れることがとても難しく、都会での飼育は鳴き声や糞尿の問題などとてもハードルが高いといえるでしょう。どうしてもロバに会いたくなったら動物園に行くことをおすすめします。
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