ニュースで都会に出没したイノシシのことを見ることがよくありますよね。そのためイノシシはとても獰猛なイメージがあります。このイノシシをペットとして自宅で飼うことができるのでしょうか?ここではイノシシをペットとして飼うことができるのか?許可や価格、人に慣れるかについて詳しく見ていきましょう。
イノシシはペットとして飼える?
イノシシは狩猟動物です。鳥獣保護法の対象動物ですが、場合によってはペットとして飼育することは可能です。
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ただしイノシシはとても獰猛な反面臆病でデリケートな面もあります。イノシシを飼育したいならイノシシについて詳しい生態を調べておくといいですね。
飼育するには許可がいるの?
上記を法律的に考えるなら狩猟期間に狩猟を許可された登録者によって適法に捕獲されたイノシシを飼育することは可能です。詳しくは各都道府県の環境局などに問い合わせるといいでしょう。(都道府県によって見解が異なる場合もあります)
狩猟期間は地域によって違いますがだいたい11月頃から2月くらいまでです。この期間に捕獲されたイノシシをペットとして飼うことはできますがほとんどが成獣か若いイノシシです。
イノシシの出産時期は春先なのでうり坊(イノシシの子ども)を手に入れることは大変困難ともいえます。
イノシシの価格はどれくらい?
イノシシは野生動物ですが、狩猟動物なので適法に捕獲されたイノシシは飼育や譲渡ができます。ただペットショップなどで扱うことが出来る動物ではないので価格はつけられないのが現実です。
イノシシをペットとして手に入れることは困難といえるでしょう。さらにうり坊は出産時期が狩猟期間ではないためペットとして手に入れることはさらに困難です。
実際にイノシシをペットとして飼っているところは弱っているうり坊の保護がきっかけのところが多いようです。
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イノシシは人によく懐きます
イノシシはうり坊の頃から飼育すると飼い主さんにはとても懐きます。散歩へ行くことも出来ますよ。ノーリードにしてもしっかりとあとをついてくるようにもなります。
ただイノシシはとても獰猛な動物なのでつねにほかの人に迷惑がかかるというリスクがあると考えていいでしょう。また野生動物なので人に慣れているとはいえ突発的にどのような行動に出るかわからないので十分な注意が必要ですね。
飼育には適切な施設が必要
イノシシはうり坊の間はとても小さいので簡単に飼育できそうですよね。実際うり坊の間は飼育するための大きな施設は必要ないようです。
うり坊は半年くらいですぐに大きくなってしまいます。成獣になると100kg以上になります。またイノシシは食べさせるだけ体が大きくなります。時には200kgになることもあります。
イノシシは大きいだけではなく走ることも速く以外と俊敏です。2mの柵も軽々と跳び越えることもできます。
柵で囲っただけでは柵を跳び越えたり壊したりすることがあるので頑強な檻が必要になります。万が一逃げ出したイノシシが他の人にケガをさせたりすると賠償問題になる可能性があるのでイノシシの管理はしっかりと行いましょう。
また運動不足を解消するためにイノシシを運動させる場所が必要ですね。広めの運動場やイノシシをゆっくり散歩できるところを確保することが大切です。
イノシシを飼育するためには広い場所が必要なので、都市でイノシシを飼育することは難しいでしょう。
まとめ
イノシシはうり坊の間はとても小さくて本当に可愛いですね。でもすぐに大きくなってしまいます。またオスには頑強な牙も生えてきますのでとても危険な動物です。イノシシの扱いに慣れていても突発的な事故に発展することがあります。そのため一般家庭でイノシシをペットとして飼うことはあまりおすすめできませんね。
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