以前はどこでも見ることができたメダカも現在では自然の中でみることはほとんどありませんね。でもこのメダカを飼うことが今、静かなブームになっています。ここでは初めてメダカを飼う方のために飼うときに注意した点とおすすめグッズを紹介しましょう。
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飼育しやすいメダカを選びましょう
一言でメダカといっても多くの種類があります。そのなかでも初めてメダカを飼う場合は、丈夫で飼いやすい種類を選びましょう。
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元来日本に野生で生息している黒メダカや江戸時代から観賞用として飼われている白メダカ、緋メダカなどが丈夫で飼いやすいでしょう。
メダカにとって水がとても大切です
水はメダカの生命線です。メダカに適した水が必要になってきます。
私達が日頃使っている水道水は雑菌がほとんど含まれていませんが、衛生のため塩素(カルキ)で消毒がされています。水道水に含まれるカルキは人間にとっては無害なのですがメダカなどの小さな魚にとっては有害な量といえます。そのため水道水を使う場合は、一昼夜から3日ほどくみ置きしてカルキを抜く必要があります。またペットショップにはカルキ抜きの薬剤も販売されていますが、できればくみ置きの水道水を使うことをおすすめします。
水槽の中には砂利や水草などを入れましょう
水草などは酸素の供給にもなりメダカの隠れ場所や産卵場所になるのできれいに洗った水草を用意しましょう。
室外で飼うときは鉢などを使いますが、この場合も砂利や水草を入れてあげるといいですね。
水替えは慎重にしましょう
水が汚れたときや新しくメダカをお迎えしたときに水を替える場合、しっかりとカルキ抜きをすることはもちろんですが全部の水槽の水を替えてしまわないようにしましょう。
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最初にお迎えしたときは、以前暮らしていたときの水と新しい水を合わせて新しい水に少しずつ慣らしていきましょう。水替えのときも一気に水槽のすべての水を替えるのではなく3分の1程度ずつ水槽から水を吸い出して同じ量の水を入れます。入れ替える水と前の水の温度を同じにしておくことが大切です。
温度管理は比較的簡単です
メダカはとても丈夫な魚で20℃から25℃くらいが一番生息に適していると言われています。でもさほど神経質になる必要はありませんよ。
いつも日陰で冬には水温が下がる、日向で水温が上がりすぎるなどに注意し置く場所を考える程度で大丈夫でしょう。
水量に注意しましょう
メダカの水槽の水量は15㎝から20㎝くらいがいいでしょう。いつも一定の水量になるように注意しておきましょう。
餌のやり方
餌は1日に数回に分けて与えます。メダカには胃がないので一度にたくさん与えすぎると体調を崩してしまうことがあります。一回に数分で食べきってしまうくらいの量の餌を与えます。
また活動が活発な春から夏にかけては餌を多めに与え、活動がゆっくりになる冬の時期は餌を少なめにするといいでしょう。
餌は魚粉などで作られた人工飼料や生き餌があります。生き餌はペットショップでも販売していますが自分で繁殖させている方もいます。
初心者にお勧めグッズは?
メダカを飼育するときには室内で飼育するのか室外で飼育するのかでその揃えるものが違ってきます。室内で飼育する場合は「水槽セット」がとても便利です。これは水槽とエアポンプ、フィルターなどの飼育に最低限必要な器具が用意されています。
水温計も必ず用意しましょう。水温の管理は神経質になる必要はありませんが、メダカは急激な温度変化に大変弱い魚です。水温を定期的にチェックすることは長生きさせるポイントでもあります。
また水槽を設置する専用台も用意するといいですね。水や砂利を入れるとかなりの重さになる水槽ですから丈夫な台が必要でしょう。
まとめ
メダカは日本人にとってとてもなじみのある魚ですね。みているだけで心が癒されます。とても丈夫な魚なので初めてでも飼いやすいのはうれしいですね。
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