人懐っこくて、陽気なゴールデンレトリーバーは多彩な能力を持っています。
その名が示す通り、獲物を回収するというのもその能力の1つです。しかし、もしあなたのゴールデンがものを回収するという遊びに興味を示さなかったらどうしますか?
心配はいりません。
たとえゴールデンが獲物回収という本能を持って生まれてくるとしても、時にあなたの犬にエンジンがかかるまで時間と少々の訓練が必要になるでしょう。さらに、もしあなたのゴールデンが子犬でまだ大人の歯を削っている場合、物を咥えるのは少し困難ですので回収するものは柔らかいおもちゃを使うのがよいでしょう、もしくは少なくとも生後6か月獲物回収に興味をもちそうになるまで待ちましょう。
獲物回収能力を解き放つ
あなたと居るのが子犬であろうと成長した犬であろうと、最初のステップはおもちゃを投げてそれを追いかけることに興味を持つのを待つことです。周りが囲まれている場所で遊びましょう、おもちゃを回収してきた後にどこか行ってしまわないような廊下のような場所です。犬がおもちゃを持って帰ってきてくれたら、褒めてすぐにおもちゃを返してあげましょう。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
おもちゃを投げても興味を示さない場合は、6フィートのリードでつないで遊んでみてください。片手にはおもちゃでもう片方にはリードを持ちましょう。少しずつ犬に背を向ける間、関心がおもちゃに向くように犬の口もとにおもちゃをぶら下げます。おもちゃを欲しそうにしていたら、おもちゃを投げてリードから手を離し追いかけられるようにしてあげます。これでよし、ほとんどの犬は即座におもちゃを追いかけるでしょう。
楽しんで練習
回収練習のやりすぎはいけません。数回投げたらもっと要求するまではストップします。そしてその日中にもう一度挑戦しましょう。もし回収が成功したら、たくさんほめてあげます―お菓子もあげるでしょう。もしほとんど興味を示さなかったら、休憩させてあげてその週中ぐらいでもう一度挑戦しましょう。決してこれが勝敗を決める競争だと感じさせないようにしてください。
獲物回収は競い合うものではなく、協力し合うものであるべきなのです。ひとつのチームなのです。
犬の口から何か取り出した時でも怒ってはいけません。いつでも飼い主に物を持って帰って来ることがポジティブな経験でなければいけません。
何より、トレーニングを継続し、自信を失わせないことです。彼らは覚えています何のために生まれてきたのか―DNAに刻まれているのですから。根気よく付き合ってあげてください。あなたとあなたのゴールデンとの獲物回収生活がこの先待っていますよ。
コメントを残す