ドッグフードの保存期間と長持ちさせるための保管方法のコツ3つ

可愛い愛犬の主食であるドッグフードは栄養バランスがよく必要な栄養素を摂取するうえで欠かせないものです。できるだけ安全で良好な状態のドッグフードを愛犬には与えたいですよね。ここではドッグフードの保存期間と長持ちさせるための保管方法のコツについて詳しく解説します。

ドッグフードの保存期間は?

ドッグフードには3つの種類があります。水分が10%のドライフード、25%から35%の半生タイプ、75%のウェットフードです。ドッグフードの保存期間はフードのタイプによって違いがあります。ここでは多くの飼い主さんが使用するドライフードとウェットフードについて考えてみましょう。

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ドライフード

ドライフードは長期間保存できることが大きいな特徴です。未開封の場合は1年くらい保存できます。またパッケージにはドッグフードの賞味期限が表記されています。見方が少し難しいこともあるのでわからないときは、それぞれのメーカーに問い合わせてみるといいでしょう。

飼い主さんにとって気になるのは、開封後「どれくらいで食べ終わればいいのか」ということですね。一般的に開封した時点からドッグフードは酸化が進みます。そのためドライフードの場合は、1か月以内で食べ終わることが理想です。

ウェットフード

ウェットフードは開封前なら長期間保存することができます。この場合も賞味期限がパッケージに表記されているので確認しましょう。

ウェットフードの場合、水分量が多いので開封後は劣化しやすいという特徴があります。そのため開封後はすぐに食べ終わることが理想です。どうしても食べ残してしまう場合は冷蔵庫で保管し、2,3日で食べ終わるようにしましょう。

ドッグフードを長持ちさせるための保管方法のコツ3つ

1.適切な保管場所を選ぶ

ドライフード

ドライフードは常温保存で冷暗所に保存することが基本です。家の中で直射日光が当たらず高温多湿になりにくいところへ保存しましょう。開封した後も常温保存(気温38℃以下が目安)が基本です。また密封容器に袋ごと入れることができれば小分けせずに袋ごと容器に入れ保管するといいでしょう。

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冷蔵庫への保存は、室内と冷蔵庫内の温度差でフードに結露が生じやすくなります。ドライフードにとって水分は大敵です。カビなどが発生しやすくなるのであまりおすすめはできません。

ただ冷蔵保存の場合、コナダニが発生しにくいというメリットがあります。犬がコナダニアレルギーなどの場合は、フードの出し入れを素早くすることで結露の発生を防ぐよう心がければ冷蔵保存したフードで症状が軽減する可能性はあります。

ウェットフード

開封後は密封容器に入れ替えるか缶詰の場合は缶の大きさに合ったプラスチックのペット用ふたもしくはラップを使用し冷蔵庫に保管しましょう。

ただウェットフードをトッピングとして使用したいとき2,3日で使い切ることができないときがありますよね。その場合は、ラップで1回分ずつ小分けし、小分けしたフードを密封容器に入れて冷凍させるといいでしょう。

解凍は冷蔵庫で自然解凍します。冷凍させると多少風味が劣りますが、長期保存ができます。冷凍後3週間以内で食べ終わるようにしましょう。

2.酸化させないこと

ドライフードは空気に触れることで酸化がすすみます。そのためできるだけ空気に触れないように気密性の高い密封容器に入れて保存するといいでしょう。

ジッパー付きの保存袋や密封容器などに小分けして保存するといいですね。またペットボトルもふたでしっかり閉めることができるので保存容器として使うことができます。ただペットボトルの場合は、中に入っていた飲み物の臭いが残らないようにきれいに洗うようにしましょう。

3.カビなどの発生を防ぐ

ドライフードでも油断をするとかカビが発生することがあります。カビの発生を予防するために乾燥剤などを使用するといいでしょう。最近では、ドッグフード用の乾燥剤が市販されています。もちろんお菓子などに入っている乾燥剤も使用することができますよ。乾燥剤を上手に使ってカビの発生を予防しましょう。

まとめ

 

ドッグフードは大切なパートナーである愛犬の食べ物です。どんなに良いといわれるプレミアムフードを与えたとしてもしっかりと保存されていなければ体調を崩す原因にもなります。飼い主さんはドッグフードの保存には細心の注意が必要ですね。

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