一軒家では屋外にフェンスを設置することで犬を自宅の庭で自由に遊ばせることができます。庭を走り回る愛犬の姿はとても微笑ましいですよね。ここでは愛犬が自由に遊ぶことができるための屋外犬用フェンスの選び方とおすすめ4選を紹介しましょう。
犬用屋外フェンスは必要?
以前は自宅の敷地内に放し飼いにされている犬をよく見かけていました。現在は、動物愛護法により基本的に犬の放し飼いは禁止されています。
現在は、頑丈で犬が逃げ出さないように工夫されたフェンス内では犬を自由に遊ばせることもできます。犬を一定の場所につないだままにしておくことは犬に大きなストレスを与えることになるので犬を庭で自由に遊ばせることができるスペースを確保し、庭で自由に遊ばせるといいでしょう。
犬を庭で遊ばせるためには、庭にドッグフェンスで運動スペース、または犬が敷地内から外へ出てしまわないような頑丈なフェンスが必要になります。
十分な強度のないフェンスの場合、犬が逃げ出してしまうことにより近所の方に迷惑をかけてしまう可能性があります。また犬が事故にあったりする可能性もあり、犬の命にかかわることになるのでしっかりとしたフェンスを設置することが大切です。
また愛犬のためにも犬を自由に遊ばせている間は飼い主さんが愛犬の様子を見守ってあげましょう。
犬用フェンスの選び方
丈夫なフェンスを選ぶ
犬の大きさにもよりますが中型犬から大型犬を庭で遊ばせるためには壊れにくい丈夫なフェンスが必要です。フェンスの素材にはアルミやステンレスなどの大型犬が突進しても壊れにくいものを使用しましょう。
犬の大きさに合ったフェンスを選ぶ
フェンスは犬の体に合ったものを選ぶことが大切です。ジャンプが得意な犬種がいるので犬種に合わせてフェンスの高さや素材を選ぶといいでしょう。
犬はジャンプ力があります。犬の高跳びでの世界記録は1.73mなので少なくとも1.8mの高さがあれば大型犬でも飛び越えることは難しいでしょう。
大型犬の場合は壊れにくいフェンスを選びましょう。また小型犬の場合は、柵の間から抜け出してしまわないようなフェンスがおすすめです。
固定できるタイプのフェンスがおすすめ
庭にフェンスを設置する場合犬がぶつかったときに倒壊しないことが大切です。そのためただフェンスを置くだけのタイプは犬がフェンスにぶつかったときにフェンスが倒れたり、倒壊する可能性があります。屋外にフェンスを設置する場合は、しっかりと地面に固定できるものを選びましょう。
犬用フェンスを設置する時の注意点
フェンスの近くに足場になるものを置かない
犬はとても賢い動物です。足場になるものがあればすぐにフェンスを乗り越えることができるでしょう。
また逃走壁のある犬も多いのでフェンスの近くに犬の足場になるようなものを置かないようにしましょう。とくに庭に置くゴミ箱や鉢植えなどの位置には注意が必要ですね。
逃走しないように注意が必要
犬はフェンスの下に穴を掘ったり、柵の隙間から飼い主さんが思いつかないような方法で逃走することがあります。犬が穴を掘りにくくなるように工夫したり、柵と柵の間隔が狭いタイプのフェンスを選ぶといいですね。
屋外犬用フェンスおすすめ選
三協アルミ ひとと木2 ドッグランセット
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室内から続くウッドデッキが小さなドッグランに早変わり。ウッドデッキに固定できるドッグランセットには門扉を取り付けることができるので室内からだけではなく室外からも入ることができます。
フェンスの高さは1.2mなので中型犬まで対応できます。またウッドデッキとフェンスの間が5㎝なので犬が下からくぐることはできませんね。
アニマルフェンス 1.5m×15m 支柱11本付
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ドッグランや害獣予防として使用できるアニマル用フェンスです。フェンスの作り方はとても簡単。2m間隔で支柱を地中に埋め込むだけです。埋め込んだ支柱に付属の金網を固定していきます。
飼い主さんの必要な広さにカスタマイズできるのでとても便利ですね。またアニマルフェンスシリーズにはフェンスの高さを1m・1.2m・2mから選ぶことができます。犬種によってフェンスの高さを選ぶといいですね。ただ扉フェンスは1.5mまでとなっています。
フェンスが金網なので激しくぶつかった場合は破損する可能性があります。犬を遊ばせるときは飼い主さんが見守ってあげるといいですね。
Pempet 犬 サークル 小中大型犬用 ペット フェンス スチール製
屋内でも屋外でも使用できるドッグフェンスです。フェンスの高さが60㎝強なので小型犬向きです。16枚のスチール製のパネルを組み立てるだけの組み立て式フェンスなので簡単に作ることができます。出入りするための扉もついているのでとても便利ですね。
屋外で使用する場合は、色々な形状に配置して使用することができますので、場所を選びません。
DAIMオリジナル ドッグラン
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高さ90㎝のネットタイプのフェンスです。支柱は地中に20㎝ほど打ち込みます。支柱にネットをたるまないように固定していきます。セッティングはネットを張り気味にし、支柱をまっすぐに打ち込む必要があるので二人以上で行うことをおすすめします。
ネットタイプのドッグランなので激しくぶつかるなどで壊れる可能性があります。犬を遊ばせるときには飼い主さんが見守ってあげましょう。とくに中型犬や大型犬は注意が必要です。
庭で遊ばせるためのフェンスづくりで注意すること
庭全体で思いっきり犬を遊ばせたい飼い主さんは庭をフェンスで囲む必要があります。このとき飼い主さんがとくに注意しなければならないポイントは逃走防止、飛び越え防止、すり抜け防止の3つと考えられます。ここではこの3つのポイントについて詳しく解説します。
逃走防止のための工夫
市販の手軽に組み立てることができるドッグフェンスは大型犬や中型犬にとっては強度や高さが不足しているものがほとんどです。そのため安心して大型犬や中型犬を遊ばせるためには、少し費用が掛かりますが専門の業者にフェンスの施工を依頼するといいでしょう。
業者に依頼する際はフェンスの形状に注意する必要があります。犬が足をかけて登れるようなタイプのフェンスは、大型犬などは逃走してしまうかもしれません。
またフェンスの外が見えると犬が不安になる可能性があるので外が見えないタイプのフェンスもおすすめです。吠え癖のある犬にはとくに外が見えないタイプがおすすめですね。飼い主さんは犬の性格や犬種を考えてフェンスの形状を選ぶことが大切です。
飛び越えられない高さが必要
大型犬はジャンプ力があります。犬の高跳びの世界記録は1.73mといわれています。そのため大型犬がジャンプしても飛び越えることができないと考えられる2mくらいの高さのフェンスが必要になります。
すり抜けできない工夫が必要
小型犬などはフェンスの隙間からすり抜けてしまうことがあります。とくに被毛が多い犬種は体がとても細いことが多いので「こんな隙間から」と飼い主さんが思ってしまうくらいでもすり抜けてしまうので注意が必要です。
まとめ
犬の運動不足・ストレス解消のために庭で自由に遊ばせたい飼い主さんにとって屋外用のフェンス選びはとても重要です。飼い主さんは犬種や犬の性格を考えてドッグフェンスを選びましょう。また犬の安全のためにも犬を庭で遊ばせるときは飼い主さんが見守ってあげることが大切です。
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