犬の散歩は毎日の日課のようなものですね。そのため同じ散歩コースを同じ時間に散歩をする飼い主さんが多いのではないでしょうか?犬は、同じコースの散歩は飽きないのでしょうか?ここでは犬の散歩コースは変えた方がいいのか、犬は同じコースだと飽きるのかなど犬の散歩コースについて詳しく解説します。
Contents
散歩の持つ意味とは?
犬は散歩をすることで脳にいろいろな刺激を与えることができます。この刺激は、犬の五感に働きかけ脳を活性化させてくれます。散歩は犬の認知症の防止にもなるとも言われています。
また、散歩は飼い主さんがリーダーウォークをすることで愛犬との大切なコミュニケーションの場でもあります。愛犬とアイコンタクトをとりながらする散歩は、しつけの一環として重要な役割があるのです。
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散歩コースが同じ場合の3つのデメリット
1.脳への刺激が減少する
毎日の散歩コースが決まっている場合、飼い主さんにとっては次に何があるのかがわかっているのでとても楽ですよね。それは犬も同じで新しいものを発見することがないので脳への刺激が少なくなってしまいます。犬の脳は、新しいものをみたり匂いを嗅ぐことで刺激を受けるからです。
2.テリトリー意識が強くなる
同じコースを散歩しているとテリトリー意識がとても強くなります。犬にとっては、自分のテリトリーを毎日巡回しているように思えてくるのです。その散歩コースに見慣れない犬や臭いがあるとテリトリーに侵入されたという意識が働き攻撃的になってしまうこともあります。
3.リーダーウォークができなくなる
いつも同じコースを散歩すると当然犬はそのコースを覚えてしまいますよね。犬は飼い主さんがどこへ行くのかがわかっているので犬自身が先導するようになります。犬が先導すると飼い主さんは、リーダーウォークができなくなりますよね。
散歩コースは毎日変えることの2つのメリット
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1.散歩コースを飼い主さんが毎日決める事でリーダーシップがとれる
毎日、どの散歩コースを行くかは飼い主さんが決めましょう。犬は、飼い主さんがどこへ行くのかわからないので必然的に飼い主さんに集中します。犬が飼い主さんの顔を見るようになると犬とのアイコンタクトがとりやすくなりますよね。
アイコンタクトができると飼い主さんは、犬とのコミュニケーションをとりながら散歩をすることができます。
2.散歩コースを変えることで脳に刺激を与える
毎日同じコースを散歩すると犬の脳に与える刺激が少なくなってしまいます。ただ歩くだけという散歩では、犬の脳は活性化されませんよね。
ときには違う散歩コースや違う場所へと犬を連れ出すことは犬にとってはとてもテンションの上がることなのです。犬も人間と同じように違う景色、違う匂いを嗅ぐことで脳が活性化されます。
最近では散歩コースを変えることは犬の認知症防止にもつながると言われています。
また毎日違う人に会う、違う犬に会うと言うことは犬の社会性を養う上でも大切なことですね。
散歩コースを変えるにはどうする?
散歩をするコースは自宅の周りが多いですよね。自宅周りでも数種類のコースを飼い主さんが決めておきましょう。それは2つでも3つでもかまいませんよ。円上に回る散歩コースなら逆回りに回ってみるのもいいですね。どの散歩コースにするかは、飼い主さんがその日の気分で決めるといいでしょう。
また散歩コースをたくさん用意できないときには、散歩の途中に早足で歩いたり走ってみたりと歩調を変えてみる、マテ、オスワリなどで変化を持たせてあげましょう。
ときには少し遠くまで行ってくることもいいですね。大切なのは、毎日の散歩を単調なものではなく少しでも変化のあるものにしてあげることです。
まとめ
散歩は犬にとってとても楽しみなものです。愛犬の認知症の防止やたくさんの経験をしてもらうために散歩コースは数種類用意してあげましょう。ときにはドッグランやドライブなどに連れ出して新しい経験をさせてあげるといいですね。
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