ふわふわでちょっとカールがかかった真っ白い被毛が特徴的なボロニーズという犬種を知っていますか?日本ではあまり見かけることのない犬種ですが、とても飼いやすいといわれています。このボロニーズの性格や体重、飼い方の注意点について詳しく解説します。
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ボロニーズとは?
ボロニーズはイタリアのボローニャ地方が原産の小型犬です。マルチーズやビションフリーゼと同じ祖先を持つとされています。
イタリアのメディチ家が繁殖を手がけ王族や貴族への贈り物として広くヨーロッパで愛されてきた愛玩犬です。ロシアのエカテリーナは愛犬のボロニーズと寝食を共にし、愛犬が亡くなったあとは剥製にして側に置いていたほどです。
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20世紀に入るとイギリスやアメリカのドッグショーでも見られるようになってきました。ただ個体数が増えたとはいえ、イタリア以外では希少犬種のままであまり見かけることがありません。日本でも数人のブリーダーがいますがジャパンケネルクラブへの登録頭数は毎年90頭ぐらいです。
ボロニーズの体重は?
ボロニーズは小型犬の中でもチワワやヨーキーと同じくらいの体重なので超小型犬として分類されることがあります。
平均的な体重は3kgから4kgで、体高は25cmから28cmです。
ボロニーズの性格は?
とても温厚で穏和な性格です。あまりせかせかした犬種ではなく、とても人懐っこいのが特徴です。飼い主さんといつも一緒にいることがとても好きな犬です。
内気な面もありますが、来訪者や知らない人でもしばらくすると打ち解けることができます。番犬には向きませんね。
ほかの犬種や子どもとも仲良くできますが、自分より体が大きい犬は苦手な子が多いようです。多頭飼いもできますが、大型犬と飼うときは注意が必要です。
ボロニーズを飼うときの注意点
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ボロニーズは人が大好きな犬なのでとても飼いやすいといえます。ここではボロニーズを飼うときに注意する点を紹介しましょう。
散歩
ボロニーズは愛玩犬として繁殖されてきた犬なのであまり激しい運動は必要ありません。でも運動が嫌いな訳ではないので適度の散歩をしてあげましょう。
ボロニーズの散歩は、気分転換と社会性を養うことが目的なので1回20分から30分くらいの散歩を1日1,2回してあげるといいですね。
また室内で引っ張りっこなどをして遊んであげるととても喜びます。遊ぶことで興奮するというよりは一緒に遊ぶことがとてもうれしいと考えるといいですね。
しつけ
牧羊犬のように賢いわけではありませんが、飼い主さんと一緒に過ごすことがとても好きな犬です。そのためしつけはとてもしやすいといえます。しっかり褒めてあげるといいですね。
ただ小さくて可愛いので子犬の頃に甘やかしすぎないようにしましょう。
体重管理が必要
少し太りやすい傾向にあるので体重管理はしっかり行いましょう。可愛いからといっておやつをあげすぎないようにしましょうね。肥満は関節などに大きな負担を掛けてしまいます。
定期的なトリミングが必要
ボロニーズは巻き毛の長毛種ですがシングルコートの犬です。定期的にトリミングをしてあげましょうね。
また被毛が絡みやすいので毎日のブラッシングが必要です。ピュアホワイトの毛色なので涙やけなどにも注意しましょう。
アンダーコートがないので冬は寒がる傾向にあります。服を着せるなどの寒さ対策が必要な子もいます。
とても長寿な犬種
ボロニーズは、とても長寿な犬種です。ふつうでも12,3年は一緒に過ごすことができます。21年生きた子もいるほどです。比較的健康な子が多いのが特徴ですね。
ただ小型犬がかかりやすい関節などの病気には注意しましょう。また皮膚疾患や外耳炎にもかかりやすいでしょう。
まとめ
日本では、あまり馴染みのない犬種ですが犬を飼うことが初めての人もとても飼いやすい犬といえるでしょう。飼い主さんと一緒に過ごすことがとても好きな犬なのでまたとないパートナーとなるでしょう。
ボロニーズ可愛いですよ!
私は2頭目になりますが、明後日に我が家へ来ます。
ちょっと孤高な感じで、甘えん坊なんだけど媚びることはしないといった凛としたところがあります。
どちらかと言えば猫のような性格に感じる時があります。
我が家にいるだけで本当に癒されます。