やっぱりいい?子どもに犬を飼わせる影響と教育的メリット6つ

子どもと一緒に犬を飼うことは、子どもの情操教育に効果的だと言われています。ここではとくに子どものためにこれから犬を飼うことを考えているまたは飼っているという方のためにその影響と教育的なメリットについて紹介しましょう。

コンパニオンアニマルとしての犬

日本では、以前は柴犬などの日本犬を庭につないで飼うという外飼いのスタイルが主流でした。しかし最近は家族の一員として室内で犬を飼う家庭が多くなっています。そのため犬に対する考え方も変わってきています。

現在は犬をコンパニオンアニマル(伴侶動物)として家族同然に愛着を持って接するようになってきています。愛着とは、人が犬に対して持つ情愛的なきずなのことです。この犬に対する愛着を子どもが持つことがとても大切なことになります。子どもの情操教育に良いとされるのは、子どもが犬に愛着を持つことで多くのことを学ぶことが出来るからです。

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子どもが犬に愛着を持つことが大切

子どもにとって犬は学校であった嫌なことなどを黙って聞いてくれる癒しの存在であり、楽しい遊び相手でもあります。また、食事や散歩などの世話を子どもがしないと死んでしまうかもしれない存在ですね。

子どもが犬から学ぶためには、子どもが犬に対する愛着を持つと言うことがとても大切になります。犬に対して子どもが愛着を持ち、可愛いと感じるので散歩に連れて行ったり、食事の世話が出来るのです。この愛着を子どもが犬に対して持つことが出来なければ子どもの情操教育として犬を飼う意味を失ってしまうといえます。

子どもが受ける影響と教育的なメリット

犬と一緒に生活することで子どもは多くのことを学びます。ここでは犬を飼うことの影響と教育的なメリットを紹介しましょう。

相手に対する思いやりを育む

犬と一緒に過ごすことで「こんな事をしたら犬が嫌がる、または喜ぶ」と言うことを肌で感じ、犬のために喜ぶことをしてあげよう、嫌なことはしないようにしようなど相手の立場に立って考える力がついてきます。

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観察力がつく

犬は人間の言葉を話すことが出来ません。その代わり全身で自分の気持ちを表現しています。子どもは、言葉を話さない犬の気持ちを知るために犬の行動や様子を注意深く観察するようになります。また、犬の行動を観察することで犬の気持を推測することができるようになるでしょう。

忍耐力がつく

犬は、いつも子どもの思い通りにはなりません。また、子どもが散歩や世話をしたくないと思っても犬の世話をしなければならないことがあります。このことから子どもは、忍耐力を身につけることが出来るのです。

達成感を得ることが出来る

子どもが一所懸命犬の世話をしているところをみると、親はやはり褒めてあげたくなりますよね。親にたくさん褒められることで子どもは頑張ることを覚え、任されたことを成し遂げたときの達成感を感じることが出来るでしょう。

無条件の愛情を感じることが出来る

犬は子どもに対していつも無条件で愛情を示してくれます。人間のように「テストでいい点を取ったら、手伝いをしたら褒めてくれる」という条件は全く関係なく、いつでもどんなときでも犬の子どもへの愛情は変化しませんよね。子どもにとっては、犬のこの無条件の愛情がとても癒しになり心地よいと言われています。

「死」を学ぶことが出来る

犬の寿命は平均して10年から15年くらいですよね。そのため子どもは、それまで大切に育ててきた犬との別れを経験することになります。子どもが「死」を理解するのは5歳から7歳くらいと言われています。小さい頃に大切なペットと別れることは、子どもにとっては大切な経験になります。

ペットとの死別によって子どもは、命の大切さ、家族をなくした人の気持ちなど様々なことを学びます。そしてペットの死から立ち直ることで子どもは精神的に大きく成長していくことになるのです。

まとめ

犬を飼うことで子どもに与える影響や教育的なメリットはとてもたくさんあります。ただ犬を飼うときには、大人の対応がとても大切になってきます。大人が犬に愛情を持って接していれば、子どもも犬に愛情を持つようになってきます。犬を子どもの情操教育のために飼うつもりなら、家族でしっかり話し合い愛情を持って犬を育てていくことが重要ですね。

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