犬が自分の足(または脚)を噛む姿はめずらしい光景ではありません。やはり犬にも掻きたくなるくらい痒い時だってあります。しかし、もし愛犬が取りつかれたように足を噛むようなら、その裏には深刻な問題が隠れているかもしれません。獣医による診察が必要な可能性もあります。
犬が慢性的に噛んでいるかどうか見極める方法
愛犬が慢性的に噛んでいるか確かめるには、観察することが一番です。犬がこうした行動に異常なほど多くの時間を費やしているなら、噛んでいる部分をよく見てください。足が炎症を起こして赤くなっている、腫れている、または、毛がなくなっている場合は心配です。
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医学的・物理的要因
慢性的に足を噛んだり舐めたりするようなら、それは単なる普通のかゆみではありません。アレルギーを起こしているか、虫刺されや真菌感染症に苦しんでいる可能性もあります。他には、散歩中になんらかの腐食性物質や刺激性物質を踏んでしまったケースも考えられます。原因は何にせよ、問題の部分が炎症を起こしているなら獣医に連れて行き、検査や治療を受けさせてください。治療方法は診断された原因によって変わってきます。
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心理的・行動学的要因
犬は本来、群れで生活する動物です。つまり、仲間との交わりを必要とし、長時間一匹でいることを嫌うのです。あまりにも長時間放置されると、しばしば、炎症が起きるまで体を舐めたり噛んだりします。こうした行動は、あり余るエネルギーを発散できずにいるペットか、運動や世話が十分にできていないペットに非常によく見られます。もしこれがご自分の状況に当てはまるなら、できれば友達に頼んで、昼の間散歩したり遊んでもらうと良いでしょう。
散歩代行業者を利用するのも大変良いアイデアです。近隣に犬のデイケア施設があるかも確認しましょう。愛犬にかまっていられないときは、愛犬を夢中にさせる楽しいおもちゃを与えることをお忘れなく。また、テレビやラジオをつけっ放しにして置くのも一つの手です。飼い主の留守中、時として犬の気を紛らわし、「話し相手」の役割を果たしてくれます。
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