うさぎをペットとして飼っている飼い主さんの間で最近よく聞くことがある「うさんぽ」を知っていますか?うさぎを散歩させるときに使われる言葉ですがうさぎに散歩は必要なのでしょうか?またうさぎを屋外や公園で散歩させるときの注意点を紹介しましょう。
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うさぎに散歩は必要?
うさぎは元来用心深く臆病な性格の動物です。野生では穴にじっと身を潜め、外敵から身を守っている動物なのです。そのため行動範囲も狭く、積極的に動く動物ではありません。
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また室内で飼育されているうさぎにとって外にはいろいろな危険が待ち受けています。うさぎにダニやノミなどの虫がつく、うさぎが食べることができない草木を食べてしまう、鳥や犬・猫などに襲われてしまう危険性などがあります。実はうさんぽはうさぎにとっては危険がたくさんあるという一面があるのです。
そのため基本的にはうさぎは室内での運動で十分なので、犬のように頻繁に散歩に連れて行って運動させる必要性はないといえます。
ただ飼い主さんとしては、うさぎと一緒にお出かけしたりうさぎの飼い主さん同士のコミュニケーションも必要ですよね。
そこで次にうさぎを安全に「うさんぽ」へ連れて行くための注意点を詳しく紹介しましょう。
うさんぽに必要なもの
うさぎを散歩へ連れて行くためには最低限用意しなければならないものがあります。
うさぎ用リード・ハーネス
以前はチワワなどの超小型犬用のリードやハーネスを使用することが多かったのですが最近のうさんぽブームでうさぎ用のリードやハーネスが販売されています。うさんぽへ連れて行くときには、必ずリードとハーネスを使用しましょう。
うさぎはとても恐がりです。犬や猫に遭遇したときや突発的なことで突然逃げ出したりすることがあります。うさぎは思いの外走るのが速いので、飼い主さんが追いつくことができないこともあります。そんな事がないようにリードとハーネスをしっかり装着しておきましょう。
キャリーケースなど移動用のバッグ
うさんぽができる公園や広場まではうさぎが怖がらないようにキャリーケースやカートで連れて行きましょう。
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うさんぽの準備
うさぎをいきなり外へ連れ出すことはうさぎにとっては大きなストレスになってしまいます。そのためう散歩をする前にキャリーケースなどに入れてうさぎを外の世界に慣れさせましょう。
このときうさぎが外に行くことを怖がったり嫌がってしまうときには「うさんぽ」は諦めた方がいいでしょう。うさぎの性格には個体差があります。うさぎをよく観察しうさぎが嫌がっていないかを見極めることが大切です。
また室内でキャリーバッグに入ることやリードやハーネスを付けることに十分慣れさせておきましょう。もちろん飼い主さんがうさぎをしっかりだっこすることができるようにしておきましょうね。
うさんぽのときの注意点は?
ノミ・ダニの寄生に注意しましょう
うさんぽをさせる公園などにはほかの犬や猫などもやってきます。うさぎにノミやダニが寄生してしまうととても痒くなり皮膚をかきむしってしまう危険があります。
芝生などの農薬や食べてはいけない草・木に注意しましょう
手入れの行き届いた公園の場合農薬が散布されていることがあります。草食動物のうさぎが農薬のついている草を食べないように気をつけてあげましょう。
またうさぎには食べてはいけない草・木があります。
妊娠に注意しましょう
うさぎは捕食動物です。そのためとても繁殖力が強く交尾したあとに排卵するため妊娠する可能性がとても高くなります。犬などのように繁殖期はなくいつでも繁殖可能な状態であるともいえます。また重複妊娠も可能なのでその繁殖力はとても高いと言えるでしょう。そのためうさんぽ会などで多くのうさぎが集まるときには望まない妊娠にならないように飼い主さんはうさぎから眼を放さないようにしましょう。
まとめ
外の世界はうさぎにとっては危険がいっぱいです。その危険から大切なうさぎを守れるのは飼い主さんだけです。うさぎと一緒に楽しいうさんぽができるように飼い主さんはうさぎから絶対に眼を離さないようにしましょうね。
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