熱帯魚は鑑賞するだけで心が癒されますよね。最近では、熱帯魚を飼っている方も増えていますね。でも、熱帯魚の水槽って掃除が必要なのです。ここではこの熱帯魚の水槽を掃除するときの注意点を水替え・石・水草を中心に解説します。
Contents
熱帯魚の水槽の掃除ってどんなことをするの?
熱帯魚の水槽の掃除は、基本的な掃除として4つのポイントがあります。
1.水槽の水替え
2.石・砂利などの掃除
3.こけの除去
4. ろ過フィルターの掃除
これらの掃除を毎日ではありませんが定期的に行っていきます。
スポンサーリンク
水槽の水替え
水槽の水替えは、1週間に1回、水槽の水の3分の1を入れ替えます。全部の水を入れ替えるときれいになるように思いますが、急激な環境の変化で熱帯魚にストレスがかかってしまうことがあります。また、バクテリアなどがすべていなくなってしまうのでかえって水槽内の環境を悪化させ可能性があります。
水槽内の水と入れ替える水の水温は同じになるようにしばらく置いておきましょう。また水道水は、必ずカルキ抜きをしましょうね。
石・砂利などの掃除
水槽内に入れている石にこけなどが付着することがあります。そのときは、水槽内のレイアウトを壊さないように取り出しブラシなどで石をこすって洗いましょう。このとき、洗剤は使わないでくださいね。
砂利の掃除は、とても大切です。熱帯魚の餌やフンが濾過しきれずに砂利の間にたまるからです。フンなどは、気がつきたときに水槽からこまめに取り出すようにしましょう。それでも砂利の間にたまった汚れは、底砂利クリーナーなどで吸い出すようにします。砂利の掃除を定期的に行えば、水質が悪化する速度を遅らせることができます。
スポンサーリンク
こけの除去
水槽のガラス面には、しばらくすると茶色や緑色のこけがついてきます。このこけには、プランクトンなどの有益なものも含まれていますので洗剤などでゴシゴシ洗うことは避けましょう。
観賞用として妨げになるときに軽くガラス面を拭く程度にしておいてください。
フィルターの掃除
濾過装置のフィルターも定期的な掃除が必要です。装置の電源を必ず切り、装置内のフィルターを手早く水ですすいでください。洗剤などでゴシゴシ洗う必要はないですよ。また乾燥させる必要もありません。
短時間で掃除を済ませ掃除が終わったらすぐに電源を入れるようにしましょう。
水草の状態を観察しよう
水草の状態を観察することで水槽内の状態をチェックすることができます。水槽内の水草が生き生きと育っていれば水槽内の環境が整っているということです。
反対に水草の状態がよくないときは、水槽内の環境が何かの理由で悪化しているということになりますね。ただ、水草の元気がないからといってすぐに水替えというわけではありません。水替えは、熱帯魚にとって大きなストレスになるからです。
毎日水草の状態を観察し、水草に髭状、糸状のグリーンのこけがついている場合は、肥料のやり過ぎなので水草が十分に生育すれば改善できます。
また、水槽内にエビを投入してもいいでしょう。
まとめ
熱帯魚はとてもデリケートで急激な環境によるストレスで弱ってしまうことがあります。そのため水槽の掃除は、一気に全部の掃除をするのではなく、週ごとに掃除内容を決めてひとつずつ定期的に行うようにしましょう。
コメントを残す