犬を飼っているとどうしても愛犬の可愛い子犬を欲しくなってしまいますよね。でも愛犬の出産に必要なものや出産前にやっておくべきことなどわからないことばかりですよね。そこでここでは愛犬の出産準備に必要なものやことについて詳しく解説します。
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交配をする前に考えること
子犬を欲しいと考える飼い主さんの多くは雌犬を飼っている方でしょう。現在は動愛法により登録業者以外の子犬の取引は禁止されています。そのため交配する前に産まれた子犬をどうするのかをある程度決めておく必要があります。
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通常小型犬は1頭から3,4頭出産します。大型犬は10頭以上出産することもあるので必ず産まれたあとの子犬をどうするのかを考えておくことが大切です。
交配前に獣医師に相談する
健康な子犬を出産するためには母犬の健康状態がとても大切です。交配する前に獣医師の健康診断を受けるといいでしょう。
また出産時にはいろいろなトラブルの可能性があります。犬は安産といわれていますが犬種(とくに短頭種は注意が必要)によっては帝王切開になることもあります。必ず交配前に通っている動物病院が出産時のトラブルに対応してもらえるかを確認しておきましょう。
また出産までのスケジュールも確認しておくといいですね。
出産までのプロセスを確認する
犬の妊娠期間は約2ヵ月(交配後58日から63日くらい)になります。ただ最初の1ヵ月くらいは犬のお腹もそれほど目立ちません。交配後約1ヵ月くらいのエコー(超音波)検査で妊娠袋(赤ちゃんが入っている袋)を確認することができます。
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妊娠を確認したら出産までのプロセスを確認しておきましょう。出産の時には犬種や犬の性格によっては出産の補助が必要になります。また子犬が産声を上げないときの処置の仕方などはしっかり確認しておきましょう。いざというときに慌てないように事前に犬の出産についてよく調べておくことが大切です。
出産準備に必要なもの
犬用体温計
出産が近づくと母犬の体温が下がりはじめるので、母犬の体温の変化を知ることができます。
犬の体温は犬種によって違う?測り方のコツとおすすめ犬用体温計4つ
産箱
出産の時に母犬が落ち着けるところに段ボールなどで産箱を用意してあげましょう。産箱の高さは20㎝くらいでいいでしょう。出産後しばらくは産箱で子犬の世話をします。
大型犬の場合はバスタオルなどを敷き詰めて静かに出産できる場所を用意します。
はかり
子犬の体重を量るときに使います。小型犬なら2kgまで計量できるキッチンスケールで十分です。大型犬の場合は体重計や大きめのはかりが必要になります。
子犬の体重は健康のバロメーターになります。毎日順調に体重が増えているかを確認することはとても大切なことです。
清潔なタオルと新聞紙
出産の時に産箱の中に新聞紙を入れておくと1頭出産するごとに取り換えられるので便利です。新聞紙はある程度の量が必要になるので早めにストックしておくといいですね。
古くなったタオルやバスタオルも子犬や母犬をきれいにするときに必要になります。水分を吸収しやすい方が便利なので数回使用したものがおすすめです。
ハサミ・木綿糸・アルコール消毒液
母犬が子犬の臍帯を切ろうとしないときは、飼い主さんが切ります。木綿糸で臍の近くで臍帯を結び1㎝くらい残してハサミで切ります。このときハサミなどを消毒するためにアルコール消毒液も必要ですね。
子犬用ミルクとほ乳ビン・スポイトなど
母犬の母乳がなかなか出ないときなどは子犬にミルクを与えることになります。スポイトはほ乳力の弱い小型犬の子犬などにミルクを少量ずつ与えるときに使います。
まとめ
出産は愛犬が命をかけて行うものです。子犬が元気で産まれてくるように飼い主さんは事前準備をしっかりしておくことが大切です。わからないことなどは出産前に動物病院などで聞いておくことも大切ですね。
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