Contents
季節性アレルギーにみまわれるのは人間だけではありません。
犬もブタクサ、草、木、花の花粉にアレルギーを起こすことがあります。でも、愛犬が鼻をグズグズさせていたり、くしゃみをしたりしていないか見ようとしないでください。アレルギー症状のある犬は、かゆみに対処するため、足を噛んだり、耳を掻いたり、床に下半身を擦り付けたりしているところのほうが多く見られます。
季節性アレルギーは実際に犬にもよく起こることです。
犬の人口の15%もしくはそれ以上に広がっています。アレルギーはある犬種により頻繁に起きるという傾向があるということを知ることも大切です。アレルギーをより起こしやすいのは、ゴールデンレトリバー、テリー全種、ダルメシアン、シャーペイ、ラブラドールレトリーバー、ボクサー、そしてブルドッグです。
症状を緩和させる方法とは?
入浴は苦しみを遠ざけてくれます
薬用シャンプーもしくはリンスの入った冷たいお風呂に頻繁に入れさせてあげたほうがよいです。犬の皮膚に付着しているアレルギー物質の量を減少させるので、入浴は大切です。これは、アレルギー反応を減少させる手助けとなります。
スポンサーリンク
脱感作療法の注射
これらの犬用の注射は、とても安全で多くの人々がすばらしい成功を収めています。しかしながら、とてもゆっくりと効果が現れるため、改善が見られるまでに6~12ヶ月かかることがあります。
スポンサーリンク
抗ヒスタミン剤
この薬は比較的安全に犬に使用されます。唯一の主な副作用は眠気です。薬や使用量については、あなたのかかりつけの獣医に相談してください。あなたのペットにあった薬や使用量を勧めてくれます。効き目がある処方箋が見つかるまでは、もうひとつのタイプの薬を試さなければならなくなっても、びっくりしなくてよいですよ。
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸
これらの食品添加物は、自然のもので軽い抗炎症剤で、犬に有効であることもあると立証されています。それらは有害ではなく、ほとんど副作用がないので、試す価値はあります。また、助言を得るために、あなたのかかりつけの獣医のもとでチェックをしてください。
ステロイド
プレドニゾンなどのコルチコステロイドは皮膚の感染症を起こすほどに掻いたり、噛んだりしてしまう犬によく処方されます。これらの化合物は脱感作療法の注射とは異なり、炎症を抑え、アレルギー反応を減少させることにより、愛犬のかゆみを止めます。残念ながら、ステロイドは特に、長期間使用した場合、愛犬の体の全ての臓器にも影響を与えてしまいます。注意して使用する必要がありますし、長期にわたる副作用の可能性を最小限におさえるために、あなたのかかりつけの獣医の指示の下でのみ使用してください。コルチコステロイドはアレルギー問題のコントロール、抗ヒスタミン剤はコントロールの維持に使用されるのはよくあることです。
犬のアレルギーを治す魔法のような処方箋はありませんが、大抵はあなたのペットの症状を緩和させることができます。アレルギーの季節がさっさと過ぎてくれることを期待するのもよいですね。
コメントを残す