ハムスターは小さくて可愛いので気軽にペットとして飼うことができます。また、犬や猫とは違いきちんと世話をすればアパートでも飼えますね。でも、初めて飼うときは、どのような餌を与えるのか、また量は?わからないことがたくさんです。ここでは、ハムスターの餌と食べさせる量、また、餌を食べなくなったときの対処法を紹介しましょう。
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ハムスターの餌は?
ハムスターは基本雑食です。ですからどのようなものでも食べます。でも、ハムスターの好きなものばかり食べさせては、栄養が偏ってしまいます。
栄養が偏らないためには、人工的な合成餌の「ペレット」が最適ですね。このペレットを主食として、毎日与えます。
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ただ、ペレットだけではなく野菜、くだもの、動物性タンパク質(チーズ、茹でた卵の白身、小動物用ミルクなど)、ひまわりの種などの種子、野草や牧草(ハコベ、タンポポなど)をペレットに加えるといいですね。
ひまわりの種などはカロリーが高いので少なめに、野菜は、タマネギなど与えてはいけないものがありますからしっかり確認しましょう。くだものも糖分が多いので与えすぎには注意が必要です。
ハムスターの餌の回数は?
ハムスターの餌は、一日1回、夕方に与えます。ハムスターは夜行性なので昼間は睡眠をとり夕方起きてきます。目が覚めたときに食事をする習性があるので、夕方が一番ですね。
基本的には、ペレットを毎日与えます。このほか、種子類は2,3日に1回、動物性タンパク質も2,3日に1回与えるといいですね。
くだものや野菜は、ハムスターが食べやすいように小さく刻んであげましょう。また、翌日の朝まで野菜やくだものが残っているときは、取り除いてあげましょう。
水も忘れずに交換しましょうね。
ハムスターの食事の量は?
ハムスターの一日の食事の量は、体重の5%から10%が目安です。喜んで食べるからと餌を与えすぎると、肥満になってしまいます。肥満は、人間もハムスターも健康にはよくないので、餌の与えすぎには十分注意しましょう。
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ハムスターが餌を食べないときの原因
ハムスターが餌を食べないということは、とてもたいへんなことです。
まずは、原因を考えなければなりません。
いつ頃から食べなくなったのか?全く食べないのか?を考えましょう。
1.病気かも
餌を食べない原因の多くは、病気が考えられます。まずはかかりつけの医師に相談してみましょう。
2.ストレスかも
ハムスターはとてもデリケートな動物です。ハムスターのゲージが汚れていたり匂いが強かったりするだけでストレスがたまって食欲が落ちることがあります。
新しい仲間が増えたときも食欲が落ちることがあります。
3.ペレットに飽きた?
ハムスターは一生同じペレットを食べるというわけではないようです。成長とともにペレットの嗜好も変わってくることが多く、時にはペレットをかえてあげましょう。
また、餌が悪くなっているのかもしれません。
餌を食べないときの対処法
2日間ほど全く餌を食べなければ、すぐに病院へ連れて行きましょう。そして餌を食べてくれるようにするためには、少し工夫が必要になってきます。
ペレットをふやかしたり、砕いたりして食べやすくしてあげましょう。また、ハムスターの好きなものを細かくして与えるといいですね。
あまりたくさん食べられないようでしたら、栄養価の高いペット用サプリメントを活用しましょう。
餌をすべて粉にしてお団子を作ってあげると食べやすいこともあります。
まとめ
ハムスターの一生は、犬や猫に比べるとたいへん短いですね。生後1年すぎると老化が始まってしまいます。
できるだけ餌に気を配りハムスターが食べやすいものを与えるようにしましょう。ハムスターはとても個性が強く、1匹ごとに嗜好が違います。それぞれのハムスターにあった餌を与えるようにしましょうね。
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