ハムスターはとてもストレスを感じやすい動物です。でも長期に実家に帰る、家を留守にするなどどうしてもハムスターと一緒に移動しなければならないときがありますよね。そこでハムスターを新幹線に乗せても大丈夫なのかを考えてみましょう。また新幹線に乗せるときの注意点について詳しく解説します。
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ハムスターは新幹線に乗ることができる!
ハムスターは小動物になります。一般的に小動物は手回り品としてJRに乗せることができます。ただしタテ・ヨコ・高さを合わせた長さの合計が90㎝以内のケースに入れることが条件です。さらにケースと小動物を合わせた重量が10㎏以内に限ります。この条件内であればハムスターは新幹線に乗ることができますよ。
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ただし手回り品として「普通手回り品きっぷ」を購入する必要があります。この切符は飼い主さんが新幹線に乗る当日、乗車駅で購入しましょう。普通手回り品きっぷは券売機では購入できないので駅窓口での購入のみです。料金は一律280円です。
ハムスターを新幹線に乗せる前に移動用ケースに慣れさせる
ハムスターはとてもストレスに弱い動物です。移動のときにできるだけハムスターにストレスを与えないようにしたいものですね。そのためにも新幹線に乗せる前に飼い主さんはハムスターを移動用ケースに慣れさせることが必要です。
ハムスターの飼育用ケージをそのまま持っていくこともできますが、できれば持ち運びのしやすい移動用ケースを準備しておきましょう。動物病院へ行くときにも使えるので1個あるととても便利ですよ。大きさはハムスターの種類によって床材が置け、ハムスターがくつろげる空間が必要なので飼い主さんが適切なものを選んであげましょう。
いきなりハムスターを慣れないケースに入れることは大きなストレスになります。ハムスターをケースに慣れさせる必要がありますよね。移動用ケースに慣れさせるために日ごろからハムスターのケージを掃除するときに一時避難場所として利用するといいですね。最低でも2週間くらい前からケースに慣れさせてあげましょう。
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移動用ケースから外が見えないようにする
ハムスターが落ち着いて移動できるように移動用のケースは大きめの袋に入れるか布で包んであげましょう。できるだけハムスターが外を見ることができないようにすることがポイントです。
新幹線内でハムスターが逃走しないようにしよう
ハムスターが気になるからとむやみにケースのドアを開けたりしないようにしましょう。ハムスターは周りの環境が違うことで大きなストレスを受けてしまいます。ちょっとしたことで新幹線の車内に逃げ出してしまったら大変なことになります。実際、新幹線内でハムスターが逃走し、大きな騒ぎになった例もあります。飼い主さんは大切なハムスターが逃走しないように十分注意する必要があります。
ただやはりハムスターの様子はとても気になりますよね。移動の途中でそっとハムスターの様子を確認することは大切ですね。
新幹線内では移動用ケースを膝にのせておくこと
新幹線内ではハムスターのケースを必ず膝の上に乗せておきましょう。膝に乗せることが面倒だからとハムスターのために隣の席の切符を購入することは禁止されています。
ハムスターを新幹線に乗せるときは、できるだけ新幹線の振動や音が伝わらないようにすることが大切です。そのためハムスターのケースを床に置くことはおすすめできません。膝の上に乗せ、できるだけ揺れないようにしてあげるといいですね。
まとめ
ハムスターにとって新幹線に乗って長距離を移動することはとても大きなストレスとなります。飼い主さんはできるだけハムスターのストレスが軽くなるように工夫してあげることが大切です。また飼い主さんは新幹線内できちんと決められたルールを守るようにしましょう。
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