犬も加齢とともに関節炎になりやすくなります。少しでも長く元気で走り回って欲しいと思うことは飼い主として当然ですね。そのためには、食事管理と補助食品として犬用のサプリを与えるといいでしょう。ここでは、たくさんあるサプリの選び方とおすすめサプリを紹介しますね。また人間用のサプリは犬に与えてもいいのかを考えてみましょう。
サプリの選び方
犬用の関節用サプリはたいへん多くの種類がありますね。サプリは、医薬品ではなくあくまでも栄養補助食品です。サプリを飲ませているからといって、関節炎が完治するものではないことを知っておきましょう。
人間用のサプリと違って犬用のサプリには規制がないので粗悪品が出回っています。そのため、飼い主は、しっかりとサプリを選ばなくてはなりませんね。
注意しておきたいことは、関節によいグルコサミンやコンドロイチンの成分はもちろんですが、何よりもそのサプリが天然素材を使っており、無添加であるかということがとても大切です。
また関節用のサプリの原材料は、人間用と同じカニや甲殻類から作られているものがほとんどです。まれではありますが、これらの成分にアレルギー反応を起こす犬もいます。動物由来ではなく植物由来のサプリもあります。
サプリの効果には、個体差が大変あります。愛犬にあったサプリを探すためには、一度獣医師に相談してみるといいでしょう。
人間用サプリを犬に与えても大丈夫?
基本的に犬用サプリも人間用サプリもその主成分はかわりません。ただ、犬用サプリは、吸収しにくいグルコサミンやコンドロイチンを犬が吸収しやすいように工夫されたものがほとんどです。
確かに人間用サプリは、規制がありますし、動物実験をして販売されているのですから成分としては安心できます。でも、これを犬に与えるときには、体重を考えて犬用に換算しなければなりませんね。
たとえば、人間だとおおよそ体重50kgでどれくらい飲むか?ということを表示してあることがほとんどです。そこで、人間用を犬に与えるには、大型犬30kg、小型犬10kgなど必要な容量を換算しなければなりません。もちろん与えすぎで大きな副作用があるわけではありませんが、中には下痢をしたりする犬もいます。
人間用を犬に与えてもいいのですが、犬用は犬にとって必要な成分も含まれているのですからやはり犬用を与えた方がいいといえるでしょう。ただ質の落ちる商品もありますからしっかり成分や無添加なのかを確認しましょう。
おすすめサプリ
おすすめはやはり「コセクイン」(バイエルン社)ですね。コンドロイチンの吸収率がとてもいいので、多くの犬に効果が現れています。獣医師も使っている方が多い商品です。
カニ・甲殻類にアレルギーがある場合は、「綠イ貝タブ」(ロイヤルカナン社)がいいですね。また、タブレットが苦手な犬には、粉末の「ミドリイガイ」(原料屋)があります。
まとめ
愛犬といつまでも元気に散歩へ行ったり旅行をしたりしたいですよね。関節に最もいいのは適切な体重管理と食事管理ですが、サプリを与えることでもっと元気に過ごして欲しいですね。
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