犬はとても賢い動物です。
人間の3歳児以上の頭脳を持つといわれています。
ここでは、頭脳を生かした犬の仕事を紹介します。
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◎ 盲導犬(もうどうけん) ◎
盲導犬は目の不自由な人が自由に外出できるよう、安全に歩くためのお手伝いをしてくれます。
道路交通法や身体障害者補助犬法という法律で認められていて目の不自由な人と電車やバスなどに乗ったり、お店に入ることができます。
盲導犬は、盲導犬を必要としている人にとって大切なパートナーであり、家族の一員です。
盲導犬が体に着けている胴輪は、ハーネスと呼ばれ
ハーネスを付けているときは、犬が仕事をしているときです。
もし、盲導犬に出会ったら
- 声をかけたり、じっと前から見たり、口笛を鳴らしたりしないでください。
- 食べ物を見せたり、あげたりしないでください。
- 盲導犬を触ったり、なでたりしないでください。
- 自分のペットと挨拶をさせようと近づけたりしないでください。
近年、盲導犬に対して悲しい事件も起きています。
私たち人の為に懸命に働いてくれているパートナーを
傷つけることのない世の中であってほしいです。
◎ 聴導犬(ちょうどうけん) ◎
聴覚障害者の生活が円滑に運ぶようにサポートする犬のことです。
耳の不自由な人の命を守り、家の中の8つまでの音を覚えます。
- 目覚まし時計の音
- 料理タイマーの音
- ヤカンの音
- ドアベルの音
- 電話やFAXの音
- 携帯の呼び鈴の音(病院などの順番待ち)
- 煙報知機の音
- 赤ちゃんや幼児の鳴き声
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聴導犬はオレンジ色の服を着ています。
見かけた場合は、盲導犬と同様に仕事の邪魔にならないようにしましょう。
平成25年4月現在、働いている聴導犬の数は54頭です。
必要なまだ人に対して、聴導犬の数がまだまだ不足しているのが現状です。
◎ 介助犬(かいじょけん) ◎
介助犬とは、肢体が不自由な人の日常生活を手助けしてくれる犬です。
介助犬のおもな介助は、
- 物の拾い上げ
- ドアの開閉
- 特定の物を手元に持ってくる
- 衣服や靴を脱ぐ介助
- 物の運搬
- ペットボトルのふたを開ける
など、介助が必要とする人に合わせて介助動作を習得します。
介助犬の頭数は、頭数は72頭(2014.11月現在)
アメリカ2000頭以上、イギリス1000頭以上と桁違いの実働数です。
認知度も低く、入店を拒否されることもあるようです。
からだの不自由な人にとって介助犬は、代わりに手足となって働いてくれる
大切なパートナーです。介助犬の普及にご協力ください。
『 ほじょ犬 』とは、盲導犬、聴導犬、介助犬の総称です。
お店や施設などの入口に貼ってあるのを目にすることがあると思います。
この『 ほじょ犬 』のマークは、厚生労働省認定のマークです。
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