家の外でも、中でも、虫に刺されたり、かまれたりすることは1年中何度でもあります。寒い季節になったからといって、また、愛犬が外にあまり出ないからといって、虫に刺されたり、かまれたりしないとは考えないでください。
ミツバチ、クモ、スズメバチ、スズメバチ、アリやムカデは、疑うことを知らない愛犬を刺したり、咬んだりして痛みを与える虫のほんの一握り。愛犬の体の反応や必要な治療は、刺し傷の性質によって様々です。
蚊など
蚊にさされてしまった場合、症状は大したことが無くても、患部をかきむしってしまって傷を作る事もしばしば。そのような場合は、かゆみ止めを塗ってあげましょう。
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ハチなど羽をもつ虫
ミツバチやスズメバチに刺されると、患部は痛みをもち、腫れあがります。このタイプの治療では、まず、針が残っていれば、それを見つけることです。ピンセットで、やさしく抜いてください。その後、かゆみや痛みを楽にするため、重曹の湿布薬をぬります(重曹大さじ1杯に水を加えてペースト状にし、腫れたところに塗ります)。冷湿布も、痛みや腫れを緩和できるでしょう。冷湿布がなければ、冷凍野菜の袋でも代わりになります。愛犬が患部をひっかき続けるなら、獣医にみせましょう。
クモなど地面をはう虫
クモに咬まれても、腫れあがり、痛みを伴います。毒グモの疑いがなければ、治療はハチの刺し傷と同じです。毒グモにかまれたら、震え、発熱、呼吸困難やショック状態が起こりますが、そうした症状はかまれて30分してから始まることもあれば、忘れたころ(6時間ほど後でも)に出ることもあります。患部が大きく腫れあがっていると、重度の炎症や過敏が起きている恐れがあります。傷に気づいたら、かまれたところに氷をあてて、毒の広がりを遅らせるようにしましょう。そうしてから、すぐに獣医へ連れて行ってください。
“口内”の虫さされ
愛犬が口の中を刺されたら、飼い主にとってはちょっとした戦いになるでしょうが、治療ができないわけではありません。腫れをひかせるには、角氷をなめさせるか、氷水を容器一杯あげてください。その後、すぐに獣医へ連れて行きましょう。口の中の刺し傷が異常に腫れあがると、呼吸困難や嚥下障害がおこることもあります。
最後に、蕁麻疹が出たり、ぐったりするなどのアレルギー反応が現れる、あるいは、毒虫にかまれたと思ったら、すぐに獣医に見せてください。
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