マンションの改修工事や自宅のリフォーム、道路工事などの工事による騒音は犬にとっても大きなストレスとなってしまいますよね。飼い主さんとしてはできるだけ犬が騒音によるストレスを感じないように工夫したいもの。ここでは犬を騒音ストレスから守る対策方法を5つ紹介しましょう。
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犬が騒音ストレスを感じたときの症状は?
犬は環境の変化にとても敏感な動物です。いつもと違う人が家のなかや庭、ベランダを歩いていることや大きな工事の音は犬にとってはストレスとなります。
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犬はストレスを感じると下痢をするなどの体調不良やおとなしかった犬が吠えるようになる、噛みつくなどの症状が現れることがあります。また今まで上手にできていたトイレが急にできなくなることもあります。犬によってストレスの現れ方が違いますので飼い主さんは犬をよく観察することが大切ですね。
もちろんすべての犬がストレスを感じるというわけではありません。飼い主さんは犬の騒音ストレスをできるだけ軽減できるように事前に対策方法を知っておくといいでしょう。
また犬の性格によって適切な方法を飼い主さんが選んであげるといいですね。
犬のための騒音対策5つ
逃げ場所を作る
工事するときには人間も驚くような大きな音がすることがあります。とくに音に敏感な犬には犬が落ち着いて過ごすことができる犬のための逃げ場所を作ってあげましょう。
室内で犬の逃げ場所を作るときにとても役に立つものがクレートです。いつもクレートの扉を開けておき、怖くなったときや落ち着かないときに犬がいつでも入れるようにしておきます。
犬がクレートになれていないときは最初クレートのなかにおやつやフードを置いておきます。そのまま犬が自分から入っていくようにします。これを数回繰り返し、犬がクレートのなかで落ち着けるようにしましょう。
クレートのなかはいつも清潔にしておき、犬のお気に入りの毛布やバスタオルなどを入れておくといいですね。
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カーテンをつねに閉めておく
いつもは誰もいないはずの場所に人がいると飼い主さんでも気になりますよね。それは犬も同じことです。できるだけ犬が知らない人を見ることがないように窓のカーテンはつねに閉めておくようにしましょう。
最近では遮光・遮音カーテンが販売されています。これらのカーテンを使用するだけでもかなり効果があるようです。
音楽をかける
部屋のなかがシーンと静まり返っていると小さな物音でも気になりますよね。そこで音量は低めでも音楽をかけてあげると音に対するストレスが少し軽減されるようです。なかでも犬が落ち着くことができるクラシックなどの音楽がありますので、上手に利用するといいですね。
音に対する印象を変える
とくに音に対して敏感な子には、積極的に音に対するイメージを変えるトレーニングを行ってみましょう。
やり方は簡単。大きな音や変わった音がしたらすぐに犬の口におやつを入れる、または目の前に落としますということを繰り返します。おやつは一日分の食事のカロリーを考えて与えるようにします。
たとえば、前日に一日分のフードを用意しておき、そのなかからおやつとしてフードを与えるといいですね。残った分が夕飯になるのでおやつの与えすぎにはなりませんよ。
おやつを与えるタイミングが大切なので犬が嫌がる音がしたらすぐにおやつを与えることがポイント。このとき飼い主さんはお座りなどのコマンドは行わないようにします。
犬が音のしたときにおやつや飼い主さんを探すようになったら成功です。
パズルトイを使う
パズルトイは犬に考えさせておやつを与えるものですよね。そのため犬を夢中にさせることで騒音ストレスを軽減させる効果を期待することができます。
夢中になって遊んでいると大きな音もさほど気にならないようです。犬が楽しんで遊ぶことができるように犬の好きなおやつを入れてあげましょう。またパズルトイの難易度も犬に合わせてあげるといいですね。
まとめ
犬の騒音対策で大切なことは犬がストレスを感じる前に対策を行ってあげることです。飼い主さんは愛犬に合った騒音対策を探してあげることが大切ですね。
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