人間に比べると犬の成長はとても速いもの。飼い主さんとしては可愛い愛犬の成長記録を残しておきたいですよね。ここでは犬の成長記録のつけ方のコツと成長記録のためのノートおすすめ3選を紹介しましょう。
犬の成長記録の必要性
犬のための成長記録は子犬のころの思い出を残しておくだけのものではないといえます。最近のように震災などの自然災害が起こったときに、犬を一時的に人に預けなければならないことがあるかもしれません。そのときとても役に立つものが成長記録や健康管理記録です。
成長記録には飼い主さん以外の人でもノートを見れば愛犬の体重や年齢、好きなもの、嫌いなもの、食事の量、病気の有無などがすぐにわかるようにしておくことがポイントです。飼い主さんがもしものときこのノートを預かってくれる人に渡すことで犬のストレスが軽減される可能性があります。
犬の成長記録のつけ方のコツは?
一番大切なのは犬の健康状態などがすぐにわかるようにすることです。子犬のころからの体重の変化やワクチン接種の状況などを細かく記載するようにしましょう。
子犬のころはとても成長が早いので体重などは1か月単位で記録するといいですね。また子犬のころの写真や成犬の写真を一緒にのせておくといいですね。成犬の場合は、体重などを計測する日を飼い主さんが決め定期的に行うといいでしょう。
犬の成長記録にかならず記載したい基本的な事項は8つあります。このほかにトリミングの状況などもわかるといいですね。
- 犬の名前
- 生年月日(飼い主さんがわかる範囲で)
- 体重(子犬のころからの体重変化がわかるといいですね)
- 病歴・薬の有無
- ワクチン接種やフィラリア予防の状況
- 一日の食事の量
- 散歩の量
- 飼い主さんの情報
毎日の犬の健康管理と日々の成長記録があることで犬の健康状態を飼い主さんが把握することができるようになります。また病院へ行くときにもこのノートを獣医師に見せることでより正確な診断を受けることができるといえるでしょう。
ノートおすすめ3選
犬の成長記録や健康記録をする手帳やアプリが最近ではたくさんあります。そのなかからとくにおすすめのものを紹介しましょう。
『愛犬健康手帳』
〔amazon〕『愛犬健康手帳』を希望した行政には、新規登録の際に鑑札と一緒に配布いただくように30万部発行しました。行政で受け取れない方のために販売いたします。
CONCIDE 一般社団法人 日本保健情報コンソシウム(CONCIDE)が発行している愛犬の健康や成長を管理できる手帳です。自治体によっては犬の登録を行うときに無料で配布しています。お住いの自治体に問い合わせてみるといいでしょう。
配布されていない自治体の方やすでに犬を飼っている方も1冊900円で購入することができます。手帳のなかには犬の情報やいろいろなアドバイスも一緒に掲載されているのでとても便利です。子犬のころからの犬の状況を細かく記録できるのはうれしいですね。
うちの子のきろく
〔amazon〕ペットメモリアル うちの子のきろく A5判サイズ 32ページ ペットちゃんの母子手帳 健康管理 成長記録 手帳 ノート
犬のプロフィールや毎日の生活状況、ワクチン接種や病気のことなど詳しく書き込むことができます。また家族との写真などをノートに入れておくと災害などで離ればなれになったときなどに役に立ちますよ。
いぬノート
犬の成長や一緒にお出かけした場所、トリミングの状況などとても詳しく書き込むことができる無料アプリです。いつも持ち歩いている携帯なので、すぐに書き込むことができます。また犬の情報を家族で共有することもできます。
さらに犬に関する悩みなどには獣医師さんやドッグトレーナーなどから適切なアドバイスをもらうことができます。また飼い主さんの必要な機能を追加してもらうことも可能なようです。みんなで作っていく犬ノートですね。
手づくりも可能
アプリや市販されているノートだけではなく飼い主さん自身が犬のための成長記録を作ることができます。
簡単なのはB5くらいのシステム手帳が記入しやすいでしょう。スケジュール欄に日々の犬の様子を記入する、メモ欄などに犬の基本的な情報を記入するといいですね。また飼い主さんが記入しておきたいことも細かく記入できますよ。
まとめ
犬の成長記録はこれからとても重要になると考えられます。ひとりでも多くの飼い主さんが愛犬の成長記録を残しておくようにするといいですね。
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