愛犬や愛猫の健康管理は元気で長生きしてもらうためにはとても大切なことです。そのなかでも獣医師による定期的な健康診断はとても重要ですね。最近では定期的に健康診断を行う飼い主も増えてきています。ここでは毎年の健康診断で獣医師に聞いておくことと飼い主が気をつけたいことを考えてみましょう。
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予防治療としての健康診断
動物医療の先進国であるアメリカで犬や猫などのペットの健康を維持する上でとても重要な位置を占めているのが定期的な健康診断です。アメリカでは、この健康診断を予防治療の1つとして位置づけ健康なときのペットの状態を把握することで何らかの病気を発症したときの治療に役立てようと考えられています。
日本ではまだ予防治療としての考え方が浸透しているわけではありませんが、定期的に健康診断を受けている犬や猫が増加していることは確かですね。そのため動物病院でも健康診断の内容を飼い主のニーズに合わせるためいろいろなコースを設けています。
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健康診断の意義
健康診断は、ペットが健康なときに受けることに意義があります。ペットの健康な状態を獣医師に把握してもらうことによって病気の早期発見につながるからです。また、かかりつけの動物病院を決めておき、飼い主と獣医師がペットに関する情報を共有することが大切になります。毎年健康診断を受けることで獣医師にペットの健康状態を把握してもらいましょう。特に高齢になったペットにとって獣医師と飼い主の連携は不可欠といえるでしょう。
健康診断のときに獣医師に聞くこと
飼い主としてペットの健康状態はとても気になりますね。毎年健康診断をただ受けるだけではなく獣医師に現在のペットの健康状態についてしっかり聞くことが大切です。
1,体重などの身体測定について
健康診断で必ず行われるのが身体測定ですね。現在のペットの体重は適正かを必ず確かめましょう。体重が前年より多いか少ないかによって獣医師にアドバイスをもらうといいですね。
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2,触診・視診の結果を確認
触診や視診の結果を確認することも大切です。耳や皮膚の状態など獣医師に気になる点がないかを聞きましょう。
3,尿検査や便検査の結果を確認
尿検査や便検査は病院で検査結果を聞くことができる場合がほとんどです。結果をしっかり説明してもらいましょう。
4,血液検査について
血液検査の結果は後日電話などで必ず確認することが大切です。検査結果についてわからないことがあれば獣医師に納得できるまで説明してもらいましょう。
健康診断のときに飼い主が注意すること
健康診断のあと現在のペットの健康状態について獣医師が説明してくれます。飼い主はペットの現在の健康状態を知るためまずは獣医師の話をしっかり聞くことが大切です。
獣医師は、毎年の健康診断で前年までのデータと比較しながら現在のペットの健康状態で気になる点を説明してくれます。特に高齢犬になるといろいろな病気も発症してきます。気になる点があれば獣医師が状況の説明とアドバイスをしてくれます。飼い主は、このアドバイスをしっかり聞くことがこれからのペットの健康管理においてとても重要になってきます。もちろんわからないことは獣医師に聞きましょうね。
血液検査は検査結果が当日わからないことがほとんどなので検査結果の確認を忘れないようにしましょう。また検査結果によっては必要に応じてほかの検査をすることもあるのでしっかりと説明してもらいましょう。
まとめ
動物医療の進歩や室内飼いのペットが増えたことなどによって長生きするペットも増加しています。ペットも人間同様に毎年健康診断を受けることで病気の早期発見が期待できます。また高齢になるとペットの老化は急激に進みます。できればシニアになったらペットの状態にあわせて1年に2回、健康診断を受けるといいでしょう。
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