猫の毛並みや毛艶が悪くなることはありませんか?このような猫の毛のトラブルには、何らかの原因があります。ここでは猫の毛並みや毛艶が悪いときの原因とその対策について考えてみましょう。
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猫の毛並みが悪くなる原因は?
猫は自分で毛繕いをするので普通、毛並みはきれいなことがほとんどですね。そのため猫の毛並みや毛艶が悪くなる原因を考えてみましょう。
1, 栄養不足が原因
猫の毛並みや毛艶をきれいに保つためには良質のタンパク質が必要です。毎日きちんと食事を与えているのに毛並みや毛艶が悪くなるときはタンパク質が不足し栄養が被毛まで十分に行き渡ってないと考えられます。タンパク質は被毛以外に生命を維持するためには不可欠な物質です。このタンパク質が不足すると生命維持のためにタンパク質を使う必要があるため被毛まで十分に栄養分がいかないのです。
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そのため猫の毛並みや毛艶には、良質のタンパク質を含んだキャットフードが欠かせません。また、オメガ-3脂肪酸やオメガ-6脂肪酸などの良質の油分、ビタミンなどが必要です。
2、皮膚が乾燥していることが原因
猫の毛がボサボサでフケなどがでるときは、皮膚が乾燥しているのかもしれません。特に冬は乾燥しやすくなるのでボサボサ、パサパサになりやすいようです。
猫は元来あまり水を飲まない習性があります。そのため体の水分が不足して皮膚が乾燥し、毛並みが悪くなってしまうことがあります。
3, 老化が原因
高齢になると食事から栄養を吸収する力が低下してきます。そのため被毛まで十分に栄養が行かないことがあります。
4, 腎不全などの病気が原因
猫は体調が悪くても我慢する動物です。なかなかわかりにくいのですが毛並みや毛艶が悪くなると同時に食欲がなかったり元気がなかったりする場合は腎不全などの病気の可能性があります。すぐに動物病院へ連れて行くことをおすすめします。
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毛並みを良くするための対策
1, 食事を見直しましょう
元気も良く食欲もあるようなら食事の内容が猫にあっていないことがあります。猫のとって良質のタンパク質が含まれているキャットフードを与えるようにしましょう。
キャットフードにはたくさんの種類があります。その中から愛猫にあったキャットフードを見つけるのは大変ですね。良いキャットフードを選ぶときに大切なのは、どのような原材料が使用されているのかを確認することです。原材料に良質のタンパク質やビタミン、オメガ-3脂肪酸やオメガ-6脂肪酸などが含まれているフードを探してみましょう。
また皮膚の乾燥を防ぐためにも水分補給はとても大切になります。いつでも新鮮な水が飲めるようにしておきましょう。あまり水を飲まないときはキャットフードをふやかすなどで水分を摂取できるように工夫するといいですね。
2, ブラッシングをしましょう
猫は毛繕いをするからブラッシングの必要はないと思われがちですが、毛繕いだけでは被毛の手入れが十分とはいえないこともあります。できれば飼い主が1日に1回くらいはブラッシングをしてあげましょう。
日頃はラバーブラシなどで毛並みを整え換毛期にはスリッガーなどで死毛を取り除いてあげましょう。
3, サプリメントなどを利用しましょう
高齢の猫などは、うまく栄養素を吸収することができないのでビタミンなどの栄養素をサプリメントで与えることもいいですね。もちろん若い猫にもサプリメントを与えてみましょう。
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まとめ
猫は習性上痛みや弱っているところを表に出さない動物です。そのため飼い主は少しの変化でも見逃さないことが大切ですね。猫の毛並みや毛艶は健康のバロメーターなので毎日のチェックがとても大切といえるでしょう。
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