ベルジアン・グリフォンを飼いたい。性格や体重は?飼い方の注意点は?

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ベルジアン・グリフォンという犬種を知っていますか?まだまだ日本では知られていない珍しい犬ですが、ヨーロッパではコンパニオンドッグとしてとてもポピュラーな犬です。ここではベルジアン・グリフォンの性格、体重、飼い方の注意点について詳しく解説しましょう。

ベルジアン・グリフォンってどんな犬?

原産国は、ベルギーです。この犬はブリュッセル・グリフォン、ベルジアン・グリフォン、プチ・ブラバンソンの3犬種に別れており、兄弟犬種になります。国によっては2犬種とされることもありますがJKCでは3犬種と定めています。この3犬種は、同腹同胎子として生まれることがある不思議な犬種です。

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元来はベルギーでネズミを捕獲するための小さな猟犬として活躍していました。その後19世紀になるとパグやヨークシャーテリア、キャバリアなどと交配することにより現在のような鼻ぺちゃで黒い毛色のベルジアン・グリフォンが固定化されました。その愛らしい顔つきと小柄な体でヨーロッパではとても人気の犬種です。

ベルジアン・グリフォンの性格

とても陽気で活発な性格です。元来猟犬のこの犬種は、観察力に優れ飼い主にとても従順です。飼い主をよく観察しているので警戒心はありますが飼い主の知り合いなどにはすぐ慣れてしまいます。そのため番犬には不向きと言えるでしょう。

友好的で攻撃的な性格ではないためほかの犬や子どもとも仲良く過ごすことができます。

頑固なところもありますが理解力もあり状況判断もできるとても賢い犬なのでしっかりしつけることで最良のパートナーになるでしょう。

ベルジアン・グリフォンの体重は?

ベルジアン・グリフォンはヨークシャーテリアとも交配されているので超小型犬とも言えます。体高は18~20cm、体重は3~5kgが標準的な体型のコンパニオンドッグです。

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ベルジアン・グリフォンの飼い方

お手入れ

ベルジアン・グリフォンは粗い被毛の中長毛の犬です。ただシーズーなどと同じシングルコートの犬なので抜け毛は少ないと言えます。

被毛は、針のように粗いのですが細くて絡みやすいので定期的なお手入れが必要です。1週間に数回コームやブラシで絡んだ毛をほぐしてあげるといいでしょう。

散歩はどれくらい?

基本的に小型犬なのであまり長時間の散歩は必要ありません。1回20分くらいを1日1,2回の散歩でいいでしょう。散歩の時間や距離は個体差がありますので犬の体力に合わせて決めましょう。

長時間のお留守番は苦手

散歩での運動とともに飼い主さんと一緒に遊ぶことがとても好きです。ボール遊びや引っ張りあいなどでしっかり遊んでやると喜びます。飼い主さんとの精神的な結びつきが必要な犬なので長い時間のお留守番は苦手と言えるでしょう。

社会性を育ててあげましょう

とても社会性がある犬種なので子犬から若犬の頃にしっかりとほかの犬と遊ばせてあげましょう。

寒さが苦手

シングルコートなのでダブルコートの犬のようにアンダーコートがありません。そのため寒がりの傾向にあるようです。冬は室内を暖かくしてあげましょう。また服などを着せることで保温してあげるといいでしょう。とくに散歩のときは、寒くないように気をつけてあげてくださいね。

しつけは根気が必要

何事もめげない頑固なところがあるのでしつけは少し難しいでしょう。ただ攻撃的な性格ではないので優しくゆっくりと時間をかけてしつけましょう。この犬種のしつけには、根気が必要ですね。

かかりやすい病気は?

遺伝的にはとても健康な犬種です。ただ短頭種なので熱中症や呼吸器系の病気、麻酔のリスクがあるので注意が必要です。

短頭種のため頭が大きく出産がとても難しい犬としても知られています。多くの場合帝王切開での出産となるようです。

まとめ

とても愛嬌のある顔立ちのベルジアン・グリフォンですが、日本での登録頭数は毎年30頭前後ととても少ない犬種です。この犬種の魅力をもっと多くの方に知ってもらえるといいですね。

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