猫は基本的に環境がかわることがとても苦手な動物です。最近ではこの猫の心理を十分に理解した猫用のペットホテルがたいへん多くなっています。そのため猫も犬同様にペットホテルを利用しやすくなったといえるでしょう。ただペットホテルを利用するためには諸条件があります。ここでは猫をペットホテルに預けるための条件、子猫はいつから預けることができるか、猫にストレスをかけないためのケアについて詳しく解説します。
Contents
猫をペットホテルに預けるための条件
猫は基本的には環境の変化を好みません。そのため1泊2日程度の留守ならフードと水を用意するだけで猫はお家で留守番をすることができます。ただ長期間となるとやはりペットホテルを利用することになりますよね。
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猫をペットホテルに預けるときには条件が3つあります。
猫用のワクチン接種をしていること
犬は毎年ワクチン接種をしている飼い主さんがほとんどですが、猫のワクチン接種は犬ほどには普及していない現状です。
ただペットホテルに預けるときには愛猫が病気にならないようにするためにも猫用のワクチン接種をしておきましょう。
ワクチンは接種してもすぐに免疫ができるわけではありません。できるだけ早く猫のワクチン接種を済ませておきましょう。また1年以内のワクチン接種証明書の提示が必要なペットホテルがほとんどです。
ノミ・ダニ駆除をする
ペットホテルに預けられているほかの犬や猫にノミやダニがうつらないようにノミ・ダニの駆除・予防が必要になります。また猫自身もノミ・ダニから守ることができますよね。
ほかの猫や動物に攻撃的ではないこと
ペットホテルに預けられているほかの猫や犬などの動物にたいして威嚇するなどの攻撃的な性格の猫は断られることがあります。
このほかにシニアの猫や持病のある猫は断られることがあります。またペットホテルの中には避妊・去勢手術をしていることが条件となっていることもあります。詳しいことはそれぞれのペットホテルに確認しましょう。
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子猫はいつ頃から預けられる?
子猫の場合はそれぞれのペットホテルで違いますが、おおむね生後4ヵ月頃から預けることができます。詳しくはそれぞれのペットホテルに事前確認することが大切です。
猫の場合も子猫は生後4ヵ月以降でも2回目のワクチン接種が済んでいなければ預けることができません。
猫にストレスをかけないためのケアは?
事前にペットホテルに慣れさせる
環境の変化がとても苦手な猫は、全く知らない場所に飼い主さんに連れて行かれることだけでも大きなストレスです。さらに猫の知らない環境の中に預けられるのですから猫によっては排泄もしない、フードも食べないということもあります。
飼い主さんは猫が不安にならないようにペットホテルに預ける前にショートステイなどを利用してペットホテルやスタッフに慣れさせておくことが大切です。
猫を預けるところを確認すること
猫を預けるケージなどを確認させてもらうといいでしょう。とくに猫専用ホテルではない場合、猫のケージからほかの動物が見えないかを確認しましょう。
猫が不安にならないように日頃使っているおもちゃなどを持っていく
環境だけではなく自分の臭いが全くしなくなることは猫を不安にさせます。また食事も全く違うものになると食べない子もいます。
猫にストレスを与えないためにも猫が日頃愛用しているものといつものフードを用意してあげましょう。
帰宅後はしっかりと甘えさせること
飼い主さんと離れて知らないところで過ごすことは猫にとっては大きなストレスになります。久しぶりに愛猫に会ったあとは猫をしっかり甘えさせてあげましょう。
そして猫をゆっくり休息させてあげるといいですね。
まとめ
猫は自分の家が一番安心して落ち着くことができる場所です。ただいろいろな理由で猫をペットホテルに預けるときはスタッフによく相談することをおすすめします。
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