猫の歯磨き方法のコツは?嫌がる場合は?おすすめグッズは?

猫に歯磨きをすると聞くと驚く飼い主もいるかもしれません。でも猫は成猫の約80%が歯周病になっているといわれています。つまり猫ほど歯磨きが必要な動物はいないのです。そこでここでは猫に歯磨きをするときのコツと歯磨きを嫌がるときの対処法を考えてみます。さらに猫の歯磨きに特におすすめのグッズも一緒に紹介しますね。

猫に歯磨きが必要な理由

野良猫の場合は、ねずみなどを狩ることで肉を食べることが多く、歯に歯垢や歯石がたまりにくい環境です。でも現在、室内で飼われている猫の食事は、ウエットタイプや食べやすい大きさのキャットフードですね。そのため歯垢や歯石がつきやすく歯周病になりやすい環境といえます。猫の歯周病は人間と同じように食生活の変化によって増えている病気といえるかもしれませんね。

歯周病の予防にはやはり歯磨きが一番です。歯周病になると歯茎が腫れ、歯が抜けますし、また歯茎が痛くなり最後は食事さえできなくなってしまいます。この病気を予防するために猫にも歯磨きが必要な理由なのです。

猫の歯磨きのコツは?

猫に歯磨きをするコツを紹介しましょう。できれば猫が生後6ヶ月くらいまでに歯磨きになれさせるといいですね。

1, まずは猫とのコミュニケーションが大切です。ブラッシングするときや猫の毛をなでるときに一緒に猫の口を触ってみましょう。

2, 猫が口元を触られることになれてきたら、口の中に指を入れてみましょう。最初は前歯から犬歯そして徐々に奥歯を触ってみます。

3, 口に指を入れることになれてきたらガーゼで歯を拭いてあげましょう。このとき猫用の歯磨き粉を使うと猫が好きな味がついているので猫も嫌がることが少ないようです。

ここまで順調にできたら最後に歯ブラシを使って歯磨きをします。歯ブラシは、猫用のものでもいいですが、人間の幼児用のもので十分です。子供用の歯ブラシは、価格も手ごろですしどこででも購入できますよね。

猫の歯磨きの頻度は?

歯磨きをする回数ですが、毎日歯磨きをすることが理想です。ただ、猫は1週間で歯垢が歯石に変わります。そのため1週間に2~3回でもいいでしょう。

猫が歯磨きを嫌がるときはどうする?

歯ブラシでの歯磨きをどうしても嫌がるときは、ガーゼに歯磨き粉を付けて拭いてあげるか猫用の歯磨きシートを使うといいでしょう。

それでも歯磨きを嫌がるときは、口腔内を歯周病になりにくくするリーバ3などのスプレーやペッツライフのジェルを使うといいでしょう。特にリーバ3は、口の中にスプレーするだけなのでとても簡単です。

また猫用の歯磨きガムなどのおやつをあげるといいでしょう。ただ高齢になると硬いものを食べにくくなるので、それまでには歯磨きができるようになるといいですね。

猫の歯磨きおすすめグッズ

1.リーバ3

犬猫用の口腔内にスプレーするだけで口の環境を改善します。
〔amazon〕LEBA3 (リーバスリー) 29.6ml

2.猫用グリニーズ

歯磨きガムでは定評のあるグリニーズの猫用歯磨きガムです。おやつ感覚で歯磨きができるので歯ブラシを嫌がる猫には最適ですね。

〔amazon〕グリニーズ 猫用 チキン&サーモン70g

3.マウスクリーナー (犬 猫 歯磨き デンタルケア)

飲み水に混ぜるだけでデンタルケアができるクリーナーです。歯磨きがとても苦手な猫にも安心して使えます。ガーゼなどに着けて歯磨きすると効果的ですね。

〔amazon〕KPS (ケーピーエス) マウスクリーナー バニラミント 473ml 【正規代理店品】

4.スーパーキャットらくらく歯磨きシート

猫用の歯磨きシートです。手の指に巻き付けて使うと使いやすいですね。

〔amazon〕スーパーキャット らくらく歯みがきシート 30枚入

5.t/d ヒルズ

特殊な粒を噛むことで歯垢、歯石の蓄積を減らすことが科学的に証明されているキャットフードです。口に触ることすらできない猫には、このフードを試してみましょう。

〔amazon〕ヒルズ 猫用 t/d 400g

まとめ

歯垢や歯石を防ぐには、歯磨きが一番ですね。でもそれは飼い主と猫との関係が良好だということが前提です。猫にとっても飼い主にとっても歯磨きが苦痛にならないように猫にあった歯磨き方法を見つけましょうね。

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