犬を飼っていると多頭飼いをしてみたいと思うことがありますよね。多頭飼いは多くの飼い主さんが一度は経験してみたいと考えるでしょう。ここでは多頭飼いに向いている犬種と向かない犬種を詳しく解説します。
Contents
多頭飼いに向いている犬は?
社会性の高い犬種がおすすめ
基本的に犬は「群れ」で生活してきた動物です。そのためどの犬種も社会性という点では、多頭飼いは可能であるといえます。ただ、人間と暮らしていく間にペットや牧羊犬・狩猟犬などつねに人間と一緒に暮らしてきた犬種と警護を目的とした犬種とではその性格に違いがみられるようになっています。
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ペットや牧羊犬などの使役犬は仲間との調和を大切にします。そのため牧羊犬や狩猟犬は仲間と一緒に助け合いながら狩りをするので多頭飼いに向いているといえます。
大型犬の方が性格的におっとりしている
一般的に小型犬よりも性格がおっとりしている大型犬の方が多頭飼いしやすいといわれています。とくにレトリバー系の犬は賢いので多頭飼いに向いています。
多頭飼いに向いている犬種5選
ラブラドール・レトリバー
ラブラドール・レトリバーは盲導犬や介護犬として知られている犬種ですね。この犬種はとても社会性が高く、どのような犬種とも仲良くすることができます。
ゴールデン・レトリバー
人にも犬にもとても友好的な犬種です。飼い主さんが喜ぶことが大好きです。それは一緒に暮らしている犬に対しても同じなので多頭飼いに向いているといえるでしょう。また細かいことにこだわらないとてもおおらかな性格をしています。
ミニチュアダックスフンド
アナグマ猟のためのパートナーとして活躍してきた犬種です。そのため仲間意識が強く自立心に富んでいます。ただ飼い主さんやほかの犬との信頼関係と序列がはっきりすることで多頭飼いをすることができます。
トイ・プードル
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トイ・プードルはとても賢く社会性に富んだ性格をしています。そのため飼い主さんに従順で、ほかの犬とも仲良くすることができます。
ヨークシャー・テリア
ヨークシャー・テリアは気が強く負けん気が強いテリア気質を持ち合わせてはいますが、とても賢く社会性に富んだ面も持っています。そのためほかの犬とも初対面でも仲良く遊ぶことができます。
多頭飼いに向かない犬種は?
一般的に多頭飼いに向かない犬種は自立心が強く自分だけをかわいがってもらいたいという独占欲の強い犬といわれています。また、日本犬もその気質から多頭飼いには向かない犬種とされています。
柴犬
勇敢で飼い主さんにとても従順な性格をしています。ただ神経質で頑固な面があるので子犬のころからのしつけが大切です。また社会性に乏しく、ほかの犬に攻撃的になるという一面を持っています。
ペキニーズ
ペキニーズはマイペースで犬というよりもどちらかというと猫的な性格をした犬です。本来犬は「群れ」を作ることを好みますがペキニーズは、まったりと一人でいることを好みます。そのためほかの犬がじゃれてくることを嫌うことがあります。まれに攻撃的になることもあります。
ミニチュアピンシャー
ミニピンという愛称で知られているこの犬は、とても警戒心が強く人見知りをする犬です。社会性はあまり高くないので番犬向きですが、多頭飼いには向いていないでしょう。
多頭飼いには相性も大切
多頭飼いに向いている犬種を紹介しましたが、同じ犬種でも個体の性格によって先住犬が相手を受け入れないことがあります。多頭飼いを考えるときには、まず先住犬の性格を考えることが大切です。多頭飼いするには、犬同士の相性がとても大切です。
まとめ
犬は基本的にはどの犬種でも多頭飼いすることはできます。ただ多頭飼いがうまくいくためには、先住犬をしっかりしつけること、犬種の特性と先住犬の性格を飼い主さんが理解することです。
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