犬が好きな方ならブリーダーになってみたいと思った方も多いでしょう。では、このブリーダーになるためにはどうしたらいいのでしょうか?何か資格が必要なのでしょうか?また、ブリーダーの収入はどれくらいなのでしょうか?これら気になる3つの点を考えてみましょう。
ブリーダーになるためにはどうすればいいのでしょう?
犬のブリーダーとして繁殖をして子犬を販売するためには、現在住んでいる都道府県などに「動物取扱業」の登録が必要になります。
そのためには、「動物の愛護及び管理に関する法律」に定められている資格を持っているか実務経験としてペットショップなどで2年以上勤務しているかが求められます。
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ブリーダーは、この「動物取扱業」のなかの販売に当たります。
実務経験以外の資格に関しては通信講座などでも習得できます。
また、最近では、ブリーダーを目指す人たちのために通信講座や専門学校もありますから、これらを利用するのもいいですね。
動物取扱業の登録ができたら繁殖をするための繁殖犬が必要になります。
少なくとも雄1匹雌2匹は必要になりますね。
繁殖犬となるためには、その犬種のスタンダードに近い犬ですから、その価格はかなりのものになるでしょう。
ブリーダーって収入はいいのかな?
金儲けを目的としたパピーミルのような悪徳ブリーダーは、犬は金儲けの道具でしかありません。ですから生ませるだけ生ませて子犬を販売するのです。
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安価で売られている子犬は、こういったブリーダーから仕入れた可能性が高いといえるでしょう。こうしたブリーダーは、金儲けが目的ですから、ある程度の収入はあるでしょう。
しかし、本当に犬のことを考えながら質のいい子犬を繁殖させるようなシリアスブリーダーは、多くのコストを親犬にかけるためにさほど収入があるとはいえません。
子犬を1匹20万前後で販売するとして小型犬の場合1回の出産で平均して3頭が生まれるとします。そうすると1回の出産で単純に60万円の売り上げになりますね。でも、子犬が生まれるまでには、親犬の健康を維持するためにいろいろなコストがかかります。それらを考えるならば、あまり収入はないといえます。
ブリーダーの年収はどれくらいあるの?
ブリーダーの年収は平均したら300万前後だといわれています。
大規模なブリーダーならば別でしょうが、ほとんどのブリーダーは個人経営です。多くの犬の飼育はできません。
またシリアスブリーダーといわれる優良なブリーダーほど収入は少なくなるかもしれませんね。
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