犬、とくにオス犬が春になると興奮して吠えたりしませんか?飼い主としてはあまりに吠えると近所迷惑になると困ってしまいますよね。ではどうして春になると興奮して吠えてしまうのでしょうか?ここでは、その原因と対策について考えてみましょう。
どうして春になると犬が興奮するの?
犬の発情は、年2回あります。春と秋です。
とくに春は、野生のときの名残で子育てをしやすい季節といえます。そのため発情しやすい季節といえますね。
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発情するととくにオス犬は、興奮しよく吠えるようになります。
どうして発情するの?
犬の発情は、オスとメスでは少々その発情の仕方が違います。
メスは、年2回ヒートがあります。ヒートが始まって出血が見られるようになり10日ほどで目立った出血がなくなります。その後排卵がはじまり、12日前後で妊娠に最適な状態になります。そして自分が今発情していることをほかの犬に教えるために散歩の途中などで頻繁にマーキングのようなおしっこをします。
オス犬は、この発情したメス犬のおしっこの匂いを嗅いで、初めて発情するのです。
発情したオス犬は、興奮して発情したメス犬を求めてよく吠えるようになります。
激しいときは、朝から夕方まで吠え続けることもあります。
発情したメス犬の匂いはかなり強烈です。遠くにいても犬は臭覚が発達しているので外で飼っている場合は、とくに興奮しやすいでしょう。
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しかもいつもの吠え方とは違いかなり切ない感じで吠えてしまいます。これでは本当に近所迷惑ですよね。
メス犬の場合は、発情しているときに吠えることは、ほとんどありません。
興奮して吠えないようにするにはどうすればいいの?
発情して興奮し、メスを探すオス犬が吠えてしまうのは、ごく自然のことですよね。
でも、飼い主としてはあまりに吠え続けると本当に困ってしまいます。
メス犬の場合は、オス犬を近づけないようにすることで興奮することは抑えられます。
繁殖を考えていないのならできれば避妊手術をおすすめします。子宮蓄膿症などの病気の予防にもなります。
オス犬が発情しないようにするために一番良い方法は、「去勢手術」をすることです。
去勢すると発情することもありませんし、マーキングすることも少なくなりますね。
また、散歩のコースを変えてみる、地面の匂いを必死でかぐようなしぐさをしたときには臭いをかがせないようにリードを強く引っ張りましょう。
犬を外で飼っている場合は、玄関に入れてあげるのも一つの方法といえます。
まとめ
春先によく犬が吠えるのは、発情を伴う場合が多いようですね。これは自然なことなのですが、かなり長く吠え続けると飼い主は困ってしまいます。できるだけ犬が興奮しないように気を付けてあげましょうね。
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