犬が去勢手術を受けた後には何か変化があるのか飼い主としてはとても気になりますよね。去勢手術をしたあとで、犬には性格や仕草などに変化がみられるのでしょうか?ここでは、去勢手術後の犬の性格などの変化について考えてみましょう。
マーキングはなくなるの?
去勢手術をするとこれらの行動が少なくなるといわれています。しかしこれはとても個体差があります。
あまりにもマーキングするからと成犬になってから去勢手術をしても大脳が覚えてしまった行動に関しては少なくなることはありますが、あまり変化がないことがあります
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マーキングなどを予防することを考えるならば、まだ足を上げておしっこをしない6ヶ月前後での去勢手術が効果的ですね。一度発情を経験してしまうと大脳が記憶してしまうので効果がない場合もあります。
マウンティングについてもマーキングと同じことがいえます。
攻撃性はなくなるの?
普通、去勢手術をすると性格が円くなり穏やかになるといいますね。でもこれは性格が変わったわけではなく、性ホルモンが分泌されなくなったことで発情などのストレスから解放され精神的に安定するからなのです。
攻撃性がなくなるのではなく、ほかのオス犬と発情したメスを争わなくてもいいからなのです。その犬の基本的な性格が変わってしまったわけではないので注意しましょう。
そのため成犬になったあとでの去勢手術では個体差がありますが、攻撃性が全くかわらないこともあります。
攻撃的になることもある?
まれにではありますが、去勢手術後に以前より攻撃的になってしまう犬がいます。飼い主に噛みついたりうなり声を上げたり、以前はほかの犬に吠えることがなかったのに急に吠えるようになることもあります。
これらの行動は、手術の痛みがひどかったり、何かに恐怖心を抱いたりしたことによる心理的なストレスによる場合がほとんどです。中には、痛い手術に病院へ連れて行ったことで飼い主との信頼関係が崩れてしまう場合もあります。
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いずれにしても個体差があるのは確かです。多くの場合は一時的なものですが、犬によっては長引くこともあります。手術後1週間くらいは、できるだけ犬が落ち着いて過ごすことができ、リラックスできる場所を用意しましょう。また、ゆっくりと犬との信頼関係を築くことも大切ですね。
肥満になりやすい?
去勢することによって性ホルモンが分泌されなくなりホルモンバランスがぐずれてしまうことがあります。そのため、なかには食欲が増しよく食べるようになる犬がいます。また、基礎代謝量も減少しますので手術前と同じ食事では、太ってしまう可能性があります。
しかし多くは、手術をして痛い経験をした愛犬がかわいそうだとおやつをあげたりして甘やかしてしまう飼い主が、原因のようですよ。
愛犬が肥満にならないように食事の管理には十分注意しましょう。
まとめ
獣医師によっては、手術後の痛み止めや化膿止めの抗生物質などを処方しないことがあります。犬もやはり手術をすると痛いですし、ときには傷口が化膿したりします。手術後のアフターケアもしっかりしてくれる動物病院で手術しましょう。
また、術後の服も併用するなどして万全の体制でケアをしましょう。
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