愛犬の毛が何となくパサパサしてゴワついている、ボサボサして毛艶がないなど愛犬の被毛の悩みを抱えている飼い主も多いですね。ここでは被毛をツヤツヤに保ち毛並みのいい愛犬になってもらうために毛並みが悪くなる原因と対策について考えてみましょう。
Contents
犬の毛並みが悪い原因
愛犬のツヤツヤの毛並みシルクのような手触りそんな毛並みは飼い主にとっては理想ですね。また、犬の健康状態を知る上でもとても重要です。
犬の毛並みが悪くなる最大の原因は、タンパク質不足です。犬の皮膚は人間の皮膚よりも薄くだいたい5分の1くらいの厚さしかありません。そのため犬の皮膚はとてもデリケートなのです。そしてこの皮膚を守るためにとても大切な役割をしているのが被毛です。
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犬の被毛は血管を通して毛根へ運ばれるタンパク質によって維持されています。このタンパク質は生命を維持するためにもとても重要な物質です。体内では最初に生命維持に必要なタンパク質が使われます。被毛もタンパク質が必要ですが、十分にタンパク質が摂取できなければ被毛を維持するタンパク質が不足してしまいます。そのためしっかり食事を与えているのに毛並みが悪いと言うことは毛根に十分な栄養が供給されていないことを示しています。
犬の毛並みを良くする対策
1, ドッグフードを見直しましょう
被毛を美しく保つためには動物性タンパク質が必要になります。犬は食事から摂取したタンパク質のうち25%から30%を被毛や皮膚のために使用します。毛並みが悪くなってきた場合は、まず今食べているドッグフードをチェックしてみましょう。
ドッグフードには原材料が必ず記載されています。その記載されている原材料の最初に書いてあるものを確認します。これは使用量が多い原材料を順に表示してあるので、最初に肉類が表示してあれば動物性タンパク質が最も多く使用されていると言うことになります。もちろん無添加無着色のドッグフードがいいですね。
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最近ではグレインフリーなどの穀物類を含まないドッグフードも販売されています。犬の健康にとっては食事が最も重要です。できるだけ良質のタンパク質を含み愛犬にあったドッグフードを与えるようにしましょう。
またフードにオメガ-3脂肪酸やオメガ-6脂肪酸などの良質の油分が含まれているとさらに被毛や皮膚の健康維持には効果的です。
2, 毎日のブラッシングと適度のシャンプー
毎日のブラッシングと適度なシャンプーは艶やかな被毛を保つためにもとても大切です。
ブラッシングをすることで皮膚の血行が良くなり毛根にタンパク質などの栄養素や酸素が運ばれやすくなります。ブラッシングするときは、皮膚を傷つけないためにも獣毛ブラシやラバーブラシなど先端の丸くなったブラシを使いましょう。
シャンプーをするときは、犬の皮膚は「アルカリ性」なので必ず犬用のシャンプーを使いましょう。また洗うときは、ゴシゴシと爪を立てて洗わないようにします。犬の皮膚はデリケートなので優しく泡で被毛を包み込むようにして洗います。
湯温は少しぬる目のお湯でシャンプー前に被毛をしっかりと濡らします。シャンプーが皮膚に残らないようにしっかりすすぐことも大切ですね。最後は十分に被毛を乾燥させましょう。
それでも毛並みが良くならないときは病院へ
食事をかえて、毎日のお手入れに注意をしても毛並みが良くならないときは、甲状腺機能低下症や内臓の病気の可能性があります。あまりにも毛並みが良くならないときは、動物病院へ連れて行きましょう。
まとめ
犬の毛並みは、犬の健康のバロメーターの1つです。毛並みが悪くなるときには、何らかの原因があります。日頃の過ごし方を考えてみましょう。またシニアになると新陳代謝が低下してくるので毛並みが悪くなることがあります。適切な食事と毎日のお手入れに加えビタミンやオメガ-3脂肪酸、オメガ-6脂肪酸などを含んだサプリメントを与えてみましょう。
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