大きな耳とユーモラスな風貌と短足胴長の体型が特徴的なバセットハウンド。日本ではあまり見かけることがないかもしれませんが、とても魅力的な犬種なのです。ここではバセットハウンドの性格や体重、飼うときに注意する点を詳しく解説します。
Contents
バセットハウンドとは?
バセットハウンドは、フランス原産の狩猟犬です。その容姿からは狩猟犬というイメージはありませんがヨーロッパでは、現在も狩猟犬として働いているバセットハウンドがいます。日本やアメリカでは主にコンパニオンドッグとして飼われています。また狩猟犬としてとても臭覚が発達しているのが特徴です。優れた臭覚は獲物を見つけるために大きな力となっています。
バセットハウンドの性格
スポンサーリンク
温厚な性格
バセットハウンドはとても温厚で優しい性格です。おっとりした性格でマイペースなところが魅力の犬種です。ほかの犬や人に対する攻撃性はほとんどみられません。これほど温厚な犬種はいないと言えるでしょう。
ただほかの犬種の様に走り回るなどの激しい運動はあまり好きではない犬らしくない面もあります。フリスビーやボールなどで犬と一緒に遊びたい飼い主さんには物足りない犬種かもしれませんね。とにかくのんびりしたい犬なのです。
社会性がある
とても社会性があり、子どもや高齢者ともうまくつきあうことができます。ただあまり動きたがらない犬なので子どもと遊ばせるときには注意が必要ですね。
頑固なところもある
匂いを嗅ぐことがとても好きな犬なので気になる匂いは納得するまでかぎ続けるところがあります。マイペースな故に頑固な一面も持ち合わせています。頑固なところが唯一の欠点と言えるかもしれませんね。
バセットハウンドの体重
猟犬であったため見かけによらずしっかりとした骨格をしています。バセットハウンドの平均的な体重は18kgから27kgくらいでしょう。
飼うときの注意点
適度な散歩が必要
匂いを嗅いで獲物を見つけることが仕事だったバセットハウンドはボルゾイやレトリバーなどのように走り回ったりする激しい運動は必要ありません。
スポンサーリンク
ゆっくりとのんびりした散歩がいいですね。1日30分適度の散歩をしましょう。またときには走ったりすることがあります。バセットハウンドはどちらかというと運動が苦手な子が多いようです。疲れたかな?と飼い主さんが感じたときには休ませてあげましょう。
性格ものんびりしていますが散歩もマイペースでのんびりしています。
また散歩のときはいつも地面を気にしています。気になる匂いがあると納得するまでかぎ続けています。無理にやめさせようとしても絶対動きません。そんなとき飼い主さんは、犬が納得するまで待ってあげることが大切です。
体重管理が必要
バセットハウンドはとても太りやすい犬種です。飼い主さんがしっかりと体重管理をしてあげないとすぐに肥満になってしまいます。
肥満になると椎間板ヘルニアなど様々な病気になるリスクが高くなってしまうので体重管理をしっかり行いましょう。
手入れ
シングルコートの犬なのですが、とても被毛が密集しています。ときどきブラッシングをしてあげましょう。
独特の風貌からわかるように顔や体にたるんだところが多いので汚れがたまりやすい傾向にあります。散歩から帰ったときや食事のあとは濡れたタオルで顔や体を拭いてあげましょう。
しつけ
とても従順なのでしつけやすいでしょう。ただ何かに夢中になっているとほかのことが耳に入らないようなので、しつけるときは犬の様子を見ながらゆっくりしつけましょう。
バセットハウンドのしつけのポイントは「のんびり、気長に、根気よく」ですね。
まとめ
日本ではあまり見かけない犬種ですが、一度飼うとその魅力の虜になってしまうと言われています。犬を飼うことが初めてでも比較的飼いやすい犬種です。家庭犬、コンパニオンドッグとして最良のパートナーとなるでしょう。
〔amazon〕犬が西向きゃ尾は東―おちびなバセットハウンドなっちゃんの大冒険! (あおばコミックス)
コメントを残す