庭で思いっきり走り回っている愛犬を見るのは飼い主さんとしてもとてもうれしいことですね。でもリードで繋がないで庭で犬を飼うことは放し飼いになると言うことを知っていますか?そこで庭で愛犬を放し飼いすることは出来るのでしょうか?ほかの方に迷惑をかけず安全に飼うために飼い主さんが気をつけること7つを紹介しましょう。
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庭で放し飼いすることは出来ます
「動物の愛護及び管理に関する法律(動愛法)」では原則として「犬の放し飼い」は禁止されています。それぞれの地方自治体の定める条例によっては罰則が規定されていることがあります。
ただ動愛法でも私有地内での放し飼いは認められています。自宅の庭でノーリードの犬を飼うことが出来るとういうことですね。
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庭で放し飼いにするときに気をつけること7つ
1, 犬が脱走しないように柵やフェンスで庭を囲うこと
犬を庭で放し飼いにするときに一番注意することは、犬が庭から脱走しないようにすることです。
庭を塀やフェンスでしっかりと囲むことです。塀を設置する場合とくに気をつけたいことが3つあります。
- 犬が穴を掘って塀の下から逃げ出さないようにする
- 犬が跳び越えられない高さにする
- 塀のメンテナンスを飼い主さんが責任を持って行うこと
また塀の出入り口の閉め忘れによる脱走も多いので、飼い主さんはしっかり出入り口を閉めるようにしましょうね。
郵便配達の人や来訪者の中には犬が苦手な方もいます。犬がフリーで遊べる範囲をしっかり決めておきましょう。玄関やポストに犬が近づかないように塀を設置することをおすすめします。
2, 無駄吠えをしないようにしつけること
犬が庭の外を通る方や自宅に出入りする人に吠えないようにきちんとしつけをしましょう。塀の中にいるとはいえやはり犬が苦手な方にとっては吠えられると恐怖を抱くかもしれません。
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また縄張り意識の強い犬は、吠えることによって人が移動したと勘違いしテリトリーを守ったと考えてしまうことがあります。無駄吠えをしないようにしっかりしつけましょう。
また庭から外がみえないような塀を設置するといいでしょう。
3, 夏や冬は気温に注意すること
夏は気温や湿度がとても高くなります。暑すぎると犬が熱中症になる可能性があります。直射日光を避けることが出来る犬小屋と新鮮な水を用意してあげましょう。
また冬は気温が低くなるので比較的寒さに強い犬とは言え犬小屋に毛布などの暖かいものを敷いてあげましょう。
4, 糞尿の始末はきちんと行うこと
庭で放し飼いをしていると糞尿を庭ですることが多くなりますね。そのまま放置しておくと匂いがきつくなり近所迷惑になってしまいます。つねに庭を清潔にしておくことが大切ですね。
5, 犬が食べてはいけない植物がないかを確認すること
庭で栽培することが出来る植物の中でもあじさい、スズラン、朝顔などは犬が食べると毒になってしまいます。放し飼いにする前にこれらの植物が庭にないことをしっかり確認しておきましょう。
6, 犬をつねに清潔にしておくこと
外で犬を飼っているとノミやダニなどが寄生しやすくなります。また被毛が汚れやすくなるので皮膚炎になりやすいと言えるでしょう。犬が皮膚炎にならないようにつねに清潔にしてあげましょう。
7, 飼い主さんは犬とのスキンシップを心がけること
犬を外で飼っていると室内犬に比べて飼い主さんとのスキンシップの時間が短くなりがちです。散歩のときなどにしっかり遊んであげましょう。
また放し飼いにしていると飼い主さんは犬の体調の変化に気づきにくくなってしまいます。毎日犬の様子をチェックしましょうね。
まとめ
犬を庭で放し飼いにするときは、飼い主さんはほかの方に迷惑がかからないように十分注意する必要があります。愛犬が人を咬んだりする事故が起きないようにしっかり管理することが大切ですね。
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