ハムスターは寿命が短いのですが子孫を残す力はとても強い動物です。飼い主さんとしては可愛いペットのハムスターの赤ちゃんが欲しくなりますよね。飼い主さんはハムスターを交配させたあとハムスターが妊娠しているかどうかを見分けることが必要になってきます。ここではハムスターの妊娠の兆候と行動の特徴について解説します。
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ハムスターの交配はどうするの?
ハムスターの赤ちゃんを望むならオス・メスの交配が必要になります。ハムスターはとてもデリケートな動物なのでほとんどの場合個別のケージで飼育されています。交配させるためにはオス・メスを同じケージに入れます。
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ハムスターは約4日間隔で発情する
ハムスターは一年中発情することが出来ます。メスは4日おきに発情するのでオスとメスを同じケージに入れるといいでしょう。
メスがはじめに発情する
ハムスターはオス・メスを同じケージに入れると交尾をはじめます。この時はじめに発情するのはメスです。
メスはフェロモンを出してオスにアプローチをし、ロードシスのポーズ(交尾するときと同じポーズ)をするようになります。
ただハムスターにも相性があるので必ずしも交尾するわけではありません。相性が悪いようならすぐに別々のケージに移してあげましょう。
ハムスターの妊娠期間はとても短い
ハムスターの妊娠期間ですがゴールデンハムスターは約16日、ドワーフ系のハムスターは約18日です。交尾を確認したら妊娠していることを前提にハムスターの様子を観察しましょう。
ハムスターの妊娠の兆候は?
妊娠初期は見分けにくい
ハムスターはとても小さな動物です。そのため妊娠初期はとてもわかりにくいといえます。とくにドワーフ系のハムスターはとても小さいので体の変化では見分けがつかないでしょう。
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メスが交尾をしてから4日目と8日目に発情しないとき
メスは4日おきに発情しますが妊娠しているときは発情の気配が見られないでしょう。また膣栓が出来るので交尾できなくなります。
ハムスターの交尾を確認したらハムスターの様子を確認することが大切です。また交尾したメスのハムスターは元のケージへ返してあげましょう。ストレスを感じやすくなるので出来るだけ母親のストレスを軽減させることが大切です。
交尾後10日くらいでお腹が膨らんでくる
だいたい交尾後10日くらいでお腹が膨らんできます。この頃から乳首が大きくなり出産へ向けての準備に入っていきます。ハムスターが立ち上がるとお乳が大きくなっていることを確認することができます。
お腹が徐々に大きくなり、歩くときもよちよちと歩き、お腹を重そうにします。また体重も増えてきます。この頃になると飼い主さんにもはっきりとわかるようになります。
妊娠するとメスは神経質になる
今まで飼い主さんとのふれあいを楽しんでいたハムスターが突然ふれあいを嫌がったりするようになります。お腹の赤ちゃんを守るためにとても神経質になってきます。
気が荒くなることもあるので飼い主さんは注意しましょう。今まで噛んだことのないハムスターも飼い主さんに噛みつくこともあります。
交尾後妊娠しているメスとオスを一緒にしておくと神経質になっているメスはオスを追いかけ回すことがあります。時にはオスにケガをさせることもあるのでメスの精神的な安定のためにもケージは別々にしてあげましょう。
妊娠中は母親ハムスターの精神的な安定がとても大切です。母親が落ち着ける環境を作ってあげましょう。ほかのハムスターが視界に入らないような静かなところへケージを移動させてあげるといいですね。
まとめ
ハムスターはとても繁殖能力が高い動物ですが、体が犬や猫よりも小さいので飼い主さんも妊娠に気付きにくいといえます。どんなに仲が良くても赤ちゃんを望まないのであればオスとメスは別々のケージで飼育しましょうね。
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