ハツカネズミといえば以前はとても身近な動物でした。最近はほとんど目にしなくなりその小さくて可愛い表情が人気となりペットとして飼育する方が増えてきています。ここではハツカネズミの性格や寿命、購入するときの値段と飼い方の注意点について詳しく解説します。
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ペットとしてのハツカネズミはアルビノ種がほとんど
ペットとして飼育されているハツカネズミはほとんどが白い体に赤い眼の個体ですね。これはセイヨウハツカネズミといってペットまたは実験用としてヨーロッパから輸入されたものがほとんどです。
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基本的にはペットとして販売されているセイヨウハツカネズミのほとんどがアルビノ種といわれています。本来野生のハツカネズミはこげ茶色をしています。野生では体が白いと目立ってしまいとても危険なので目立たない色をしているのです。
ハツカネズミの性格
ハツカネズミは以外にもとても人に懐きやすい性格をしています。またとても穏やかで攻撃的な側面は見られません。頭をなでてあげると気持ちよさそうにすることもあります。その体の小ささと可愛らしさがハツカネズミの魅力の1つといえるでしょう。
また迷路を覚えることが出来る個体もいるほど学習能力がとても高い動物です。とても好奇心旺盛なところもあります。
ハツカネズミの寿命
ペットとしてのハツカネズミはそのほとんどがアルビノ種なので平均寿命は1年から2年くらいです。短命ですが繁殖能力がとても高いことが特徴です。
ハツカネズミの値段
ハツカネズミはペットショップで購入することが出来ます。ペットショップでは爬虫類などの餌としてもハツカネズミを販売しているので必ずペット用に繁殖されたハツカネズミを購入しましょう。
ハツカネズミの値段は体の大きさによって違いますが平均して200円前後です。ハムスター類に比べるととても安価で手に入れることができます。
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ハツカネズミの飼い方の注意点
好奇心旺盛なので脱走に注意が必要
ハツカネズミはとても好奇心が強い動物です。そのため脱走する危険性がとても高いといえます。
脱走を防止するためにはケージの格子は幅が狭いものにしましょう。格子の幅が広いと体の小さいハツカネズミは簡単にすり抜けてしまうことが出来ます。格子のケージを使用するときはケージの上から網を掛けるようにすると安心ですね。
プラスチィック容器の場合も上蓋をしっかり閉めておかないとジャンプして脱走する可能性もあります。
ハツカネズミが脱走すると見つけることはかなり難しいので注意が必要です。
繁殖能力が高い
ハツカネズミは生後2,3ヵ月で妊娠が可能になります。そのためオスとメスを同じケージに入れておくとすぐに妊娠し、赤ちゃんが産まれることになります。
妊娠期間は20日と短いうえにすぐに次の妊娠が可能になります。そのため繁殖を希望しないときには必ずオスとメスは別々のケージで飼育しましょう。
臆病なので慣れるまではかまい過ぎないこと
ハツカネズミはとても臆病な動物です。飼育し初めの頃は慣れない環境でとてもビクビクしています。新しい環境に慣れるまでそっとしておきましょう。
とくに小さい子どもがいる場合小さくて可愛いので子どもはハツカネズミに触りたがります。でもハツカネズミは新しいところなので怖くてたまりません。急に触られると噛んでしまうこともあります。人慣れするまで静かに見守ることが大切ですね。
かじり木は必ず用意すること
ハツカネズミは齧歯類なので一生歯が伸び続けます。そのため歯が伸びすぎないようにするためにいろいろなものを囓ってしまいます。
ハツカネズミを遊ばせるときは囓られたら困るものは床に置かないようにしましょう。またケージには必ずかじり木を用意してあげましょう。
まとめ
ハツカネズミは値段もとても安価で飼育しやすいペットです。はじめてペットを飼う人にもおすすめですね。ただハツカネズミを購入するときはペット用以外の場合攻撃的な性格の個体もいるのでペットショップでペット用のものを購入しましょう。
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