65歳の定年後や老後に初めて犬を飼う!事前に考慮すべきポイント6つ

65歳の定年後や老後に初めて犬を飼いたいと考えている方も多いでしょう。犬は生きています。その命を大切にするためにもこれから犬を飼いたいと考えているシニア世代のために、とくに事前に考慮すべきポイントを6つ紹介しましょう。

1.どうして犬を飼いたいのかを考える

65歳の定年後や老後にどうしても犬を飼いたい理由を考えてみましょう。以前から犬を飼ってみたかった、ペットショップにいた犬がかわいかったなど様々な動機があるでしょう。

スポンサーリンク

そこで犬を購入する前に一度クールダウンして「どうして犬を飼いたいのか」を改めて考えてみましょう。決して衝動買いにならないようにすることが大切です。

2.後見人を見つけられるか

犬を飼うとき特に考慮すべきポイントは「後見人がいるか」ということです。後見人とは飼い主さんが病気で入院した、病気で世話ができない、経済的に飼育できなくなったなど様々な理由で犬の飼育が困難になったときに犬の世話をしてくれる方のことです。後見人は自分で飼育するか犬を飼育してくれる里親や施設を探すことを一任できる人のことです。

多くのシニア世代の方は子どもなどの親族に後見人を頼まれる方が多いようです。ただすべてを親族に任せることも親族にとっては負担になることもあります。その場合は、犬の後見サービスを行ってくれる企業や団体があるので是非探してみましょう。

3.健康には不安がないか

犬の平均寿命は小型犬で10年から15年、大型犬でも10年前後ととても長生きです。その間、犬の世話ができるのかを考えてみましょう。現在では飼い主さんは犬を終生飼育する義務がありますよ。

飼い主さんが病気がち、持病があるなどで散歩や食事の世話などに不安がある場合は、あきらめるということも大切です。

スポンサーリンク

4.経済的に大丈夫か

犬を飼育するためには犬のために多くの費用が掛かります。まずは犬の購入代金、トイレや食事・水を飲むための容器、ケージ、トイレシーツなど多くの初期費用が掛かります。

その後は犬の食事代はもちろんのこと予防接種費用、ノミ・ダニ対策、フィラリア予防など毎年決まった費用が必要です。また犬が健康な時でも定期的に健康診断することも大切です。

さらに病気やケガをしたときにも治療費がかかります。これらの経済的負担をすることができるかを考えてみましょう。

5.犬の介護はできるのか

犬の成長スピードはとても速いですよね。たとえ老後に犬を飼育し始めたとしても飼い主さんよりも早く年を取っていきます。そのとき、飼い主さんは犬の老後の世話ができるかを考えてみましょう。

とくに大型犬の場合、寝たきりになった犬の介護には大変な労力が必要です。飼い主さんも年齢を重ねていくことになるので、飼い主さん自身が最後まで介護することができるのかを検討してみることも大切ですね。

6.犬のための遺言やペット信託について調べておく

犬を飼う前に犬のために遺言を残しておくことが大切です。犬は飼い主さんの所有物扱いになります。そのため所有者である飼い主さんが万が一の時どうするのかをあらかじめ決めておきましょう。

また犬のために信託会社などに犬のためのお金を預けることができます。ペット信託を扱っている会社があるので信託内容などについて詳しく調べておきましょう。

遺言や信託については弁護士・司法書士などの専門家やお住いの市町村の法律相談窓口にあらかじめ相談することもできますよ。

>>ペット信託の仕組み。メリットとデメリット。手続き方法は?

まとめ

65歳の定年後や老後に犬を飼うことは健康のためにも精神的にも癒されるなどの大きなメリットがあります。ただ犬を飼うことで今までにない負担を背負うことにもなります。犬を飼うことで考えられるメリット・デメリットをしっかり考慮し、家族などの理解を得たうえで犬を飼い始めるといいですね。

(Visited 387 times, 1 visits today)

スポンサーリンク

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)