シベリアンハスキーは歌舞伎の隈取りのような顔の模様が特徴的な犬です。またオオカミのような容姿で日本では1990年代に大変人気になりました。このシベリアンハスキーの体重や性格、大きさと飼い方の注意点について解説します。
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シベリアンハスキーとは?
原産国はアメリカです。長い間、シベリアのチュクチ族のソリ犬として猟犬として飼育されてきました。1900年代に入りアメリカに輸入されアラスカのそりレースなどで活躍し、ドッグショーにも登場するようになりました。
シベリアンハスキーはその容姿とともにオオカミに最も近い犬種です。近年のDNA研究からもわかっています。
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シベリアンハスキーの体重は?
シベリアンハスキーは大型犬に分類される犬種です。その体重はオスで20.5kgから28kg、メスは15.5kgから23kgとされています。
極寒の地域で活躍していたため寒さ対策として体脂肪を貯めやすい体質になっています。そのため肥満になりやすいので体重管理に注意しましょう。
大きさはどれくらい?
体高は、オス53.5~60cm、メス50.5~56cmが標準とされています。そりを引くために繁殖されてきた犬種なのでとてもしっかりした骨格をしています。体高よりも体長の方が長いことが特徴です。被毛が多いので大きく見えます。
シベリアンハスキーの性格は?
シベリアンハスキーはとてもフレンドリーな性格をしており、ほかの犬や人に対する攻撃性はあまりないでしょう。社会性がとてもある犬なので番犬には向かない犬種ですね。
とても明るく何事にもめげないポジティブな犬です。そのため同じことを何回も繰り返し頭が悪いと思われがちなところがあります。
遊ぶことが大好きで冒険心に富んでいます。飼い主さんも一緒に遊んであげるととても喜びます。
飼い方の注意点
しつけは子犬の頃から主従関係をしっかり教える
シベリアンハスキーは、そりを引いていた犬なので主従関係をしっかり教えることが大切です。子犬の頃から服従訓練をしっかり行いましょう。とくに散歩のときは、飼い主さんはリーダーウォークができるようにしっかり訓練することが大切です。
シベリアンハスキーが飼い主さんをリーダーと認めるとよくいうことを聞いてくれます。ただリーダーとして飼い主さんを認めなければいつまでたってもしつけることはできません。
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飼い主さんはめげないで根気よくしつけましょうね。
十分な運動量が必要
そりを長時間ひいて走っていたシベリアンハスキーはとても持久力のある犬です。そのため十分な運動量が必要になります。
散歩は一日1,2時間のジョギングなどで体力を消耗させることが必要になります。ときにはドッグランなどでノーリードにし、思いっきり走らせることがとても重要です。
運動不足になると体力をもてあまし破壊的な行動に出ることもあります。そのためシベリアンハスキーの散歩は体力を消耗させるように工夫しましょう。
十分な散歩を行うことでしつけもしやすくなりますよ。
お手入れはこまめに行うこと
シベリアンハスキーはダブルコートの犬です。とくに寒いところで生活していたためアンダーコートはとても密集しており厚くなっているのが特徴です。そのため換毛期の抜け毛は覚悟しておきましょう。
ブラッシングは通常1週間に2,3回くらいでいいでしょう。ただ換毛期は毎日ブラッシングをして死毛を取り除く必要があります。
暑さにとても弱い
シベリアンハスキーは寒さには比較的強いですが暑さにはとても弱い犬です。とくに日本の夏は苦手な犬種なので室内での飼育がおすすめです。夏のエアコンは不可欠でしょう。
まとめ
シベリアンハスキーは、頭が悪いなどといわれることがあります。でもシベリアンハスキーは決して頭が悪いわけではなくシベリアンハスキーの特性を飼い主さんがよく理解することが大切なのです。シベリアンハスキーは、しっかりとしつけることができればとても従順な最高のパートナーになることができるでしょう。
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